この試合では1点ビハインドの状況で、2死一、三塁という重要な場面だった
梅野雄吾投手(26)のフォークボールが本塁手前でワンバウンドし、石伊は体で止める努力をしたものの、ミットに添えた右手にボールが衝突し、痛みを訴えた
この出来事により、記録は梅野の暴投となり、三塁走者が生還するという痛い追加点を許してしまった
石伊は一度守備に戻ったが、すぐにタイムを要求し、ベンチに戻って治療を受けた
代わって味谷大誠捕手(22)が後を任された
石伊は今季、6月からスタメンマスクを増やし、この日で85試合目の出場を果たしている
明日10月1日が今季最終戦であり、来季の正捕手としての期待も高まる中、今回の負傷が今後にどのように影響するかが懸念されている
今回の石伊選手の負傷は、チームにとって非常に痛手と言えるでしょう。来季の正捕手として期待されている彼が、今回の影響を受けずにプレーできることを願うばかりです。特に、若手選手が試合経験を積むことは重要ですが、怪我はその機会を奪うものです。
キーワード解説
- 暴投とは? 投手が投げたボールが本来の目的地である捕手のミットに収まらず、ランナーが進塁することを許してしまうミスです。
- フォークボールとは? 投手がボールを指先で下に引っかけるように投げる球種で、落ちる軌道が特徴です。打者にとっては非常に打ちにくい球です。

