巨人・阿部監督が笠原審判員に花束贈呈、38年間の功績を称える

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◆JERA セ・リーグ 巨人4―2中日(30日・東京ドーム) 10月30日の試合後、巨人の阿部慎之助監督は、今季で現役を引退する笠原昌春審判員に花束を贈呈し、その長年の功績を称えました

この試合では、巨人が4対2で中日に勝利し、田中将大投手の日米通算200勝も祝われました

試合のハイライト

試合後のセレモニーでは、坂本勇人選手が田中投手に花束を渡し、チーム全員がファンに感謝の気持ちを伝えました

その後、阿部監督が本塁ベース付近に向かい、笠原審判員に花束を贈呈

場内アナウンスやビジョンには「笠原昌春審判員 38年間お疲れ様でした」と表示され、観客からは「笠原コール」が響き渡りました

笠原審判員のキャリア

笠原昌春審判員は、1965年3月1日生まれで、東京電機大高、東京電機大卒業後、1988年にセ・リーグに入局しました

彼は1991年に1軍初出場を果たし、これまでに3043試合に出場し、史上20人目となる3000試合出場を達成しています

印象に残るエピソード

監督と審判としての特別な関係を持つ二人には過去のやり取りもあります

阿部監督は現役時代の2014年の阪神戦で、笠原審判員の判定に不満を抱き、思わず激昂したことがあり、その結果退場処分を受けたこともあります

試合後には「人間のやることだから」と謝罪のコメントを残しました

昨年の開幕戦でも笠原審判員が球審を務め、阿部監督にとって特別な縁を持つ人物となっています

リスペクトの強い阿部監督
普段から審判を尊重する姿勢を持つ阿部監督は、笠原審判員に花束を渡した後、二人で力強く握手を交わし、敬意を表しました

笠原審判員の引退を祝うこのセレモニーは、今後のプロ野球界にも大きな影響を与えることでしょう

記事を通じて、阿部監督と笠原審判員の特別な関係が見えてきました。両者の長いキャリアの中での出来事や思い出が、ただの選手と審判の関係を超えた人間的なものに感じられます。特に、阿部監督が試合後に笠原審判員に感謝の気持ちを表した行動は、彼の審判へのリスペクトを証明するものでした。
キーワード解説

  • 審判とは?試合でのルールに従って選手の行動を見守り、誤りがあれば判定を下す重要な役割を持つ人です。
  • 選手とは?プロ野球の試合でプレーする人々のことで、各チームのメンバーとして試合に出場します。
  • 判定とは?審判が選手の行動や試合の進行に対して下す決定のことです。これにより試合の結果が影響を受けることがあります。

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