巨人・マルティネスがセ・リーグ最多セーブ投手を2年連続で獲得

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◇セ・リーグ 巨人5―2中日(2025年10月1日 東京D) 巨人の新守護神、ライデル・マルティネス投手(28=キューバ)が中日時代の昨季から2年連続となるセ・リーグ最多セーブ投手のタイトルを獲得した

マルティネス投手は、9月30日に行われた中日戦で8回に登板

二死一、二塁のピンチを迎えたが、冷静に対応し、無失点で抑え移籍後初のイニングまたぎを成功させた

試合は5―2という結果で巨人が勝利

この日の試合で獲得した46セーブ目は、今季のリーグ最多タイ記録となり、昨季まで同僚だった中日・松山晋也投手(25)と共にこのタイトルを獲得することとなった

前日の中日戦では巨人打線が初回に5点を先取し、7回以降にブルペンで肩を作る場面もあったが、マルティネスが登板機会を待つ形となった

彼のセーブ数は、今季の成績の中で特に目立ち、リーグ最多に上る46セーブ(3勝2敗3ホールド)を記録

歴代シーズン最多セーブランキングでは、彼の46セーブは過去に中日・岩瀬仁紀や阪神・藤川球児、ソフトバンク・サファテらと同等の成績にあたる

【シーズン最多セーブランキング】
順位投手名チーム名セーブ数
1サファテソフトバンク542017
2岩瀬仁紀中日462005
2藤川球児阪神462007
2松山晋也中日462025
2マルティネス巨人462025
6佐々木主浩横浜451998
マルティネス投手の活躍は、巨人チームにとっても非常に貴重なものとなりました。2年連続での最多セーブ獲得は、ただの数字ではなく、彼の投球スタイルや冷静なゲームマネジメントがなければ達成できなかったでしょう。また、仲間の松山選手とのタイトルの共有も、競争意識を高める意味でも重要です。
キーワード解説

  • セーブとは?:セーブとは、野球において、試合の終わりで自チームがリードしている状態で登板し、試合を終わらせる投手に与えられる記録を指します。投手が最後の局面で投げ方をしっかり管理し、チームの勝利に貢献することが求められます。
  • イニングまたぎとは?:イニングまたぎとは、1つのイニングを終えた投手が、次のイニングにも引き続き登板することを指します。特に、ピンチの場面で投げることが多く、選手の技術や体力が問われます。

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