マルティネス投手は、9月30日に行われた中日戦で8回に登板
二死一、二塁のピンチを迎えたが、冷静に対応し、無失点で抑え移籍後初のイニングまたぎを成功させた
試合は5―2という結果で巨人が勝利
この日の試合で獲得した46セーブ目は、今季のリーグ最多タイ記録となり、昨季まで同僚だった中日・松山晋也投手(25)と共にこのタイトルを獲得することとなった
前日の中日戦では巨人打線が初回に5点を先取し、7回以降にブルペンで肩を作る場面もあったが、マルティネスが登板機会を待つ形となった
彼のセーブ数は、今季の成績の中で特に目立ち、リーグ最多に上る46セーブ(3勝2敗3ホールド)を記録
歴代シーズン最多セーブランキングでは、彼の46セーブは過去に中日・岩瀬仁紀や阪神・藤川球児、ソフトバンク・サファテらと同等の成績にあたる
【シーズン最多セーブランキング】
| 順位 | 投手名 | チーム名 | セーブ数 | 年 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | サファテ | ソフトバンク | 54 | 2017 |
| 2 | 岩瀬仁紀 | 中日 | 46 | 2005 |
| 2 | 藤川球児 | 阪神 | 46 | 2007 |
| 2 | 松山晋也 | 中日 | 46 | 2025 |
| 2 | マルティネス | 巨人 | 46 | 2025 |
| 6 | 佐々木主浩 | 横浜 | 45 | 1998 |
キーワード解説
- セーブとは?:セーブとは、野球において、試合の終わりで自チームがリードしている状態で登板し、試合を終わらせる投手に与えられる記録を指します。投手が最後の局面で投げ方をしっかり管理し、チームの勝利に貢献することが求められます。
- イニングまたぎとは?:イニングまたぎとは、1つのイニングを終えた投手が、次のイニングにも引き続き登板することを指します。特に、ピンチの場面で投げることが多く、選手の技術や体力が問われます。

