上沢選手は、この日初回にオリックスの森友哉選手を中飛に仕留めることに成功し、その時点で投球イニングが143回となった
上沢選手は北海道日本ハムファイターズ時代の2023年にも規定投球回に達しており、今回の達成は自身5度目となる
規定投球回というのは、選手がシーズン中に一定の投球イニングに到達することで、その選手の成績が公式に認められる重要な指標である
また、ソフトバンクでは上沢選手以外にも、有原航平やリバン・モイネロ、大関友久の3投手が既に規定投球回に到達しており、球団として4人の投手が規定に達するのは実に14年ぶりのことだ
最後にこの記録を達成したのは、2011年の和田毅、杉内俊哉、ホールトン、攝津正の4投手であった
この快挙に対して小久保監督は喜びを隠せず、サプライズで贈られた大きな花束に驚いた様子で、指揮官として選手たちへの激励を忘れなかった
新庄監督からも「頑張っている姿を見て、すごく嬉しかった」との言葉が届けられ、チーム全体での士気を高める要素となった
ソフトバンクの上沢選手が規定投球回に到達したことは、チームにとっても非常にポジティブなニュースです。投手陣の強化を図る中で、4人がそろってこの記録を達成するのは、チーム力の証でもあります。監督の激励も選手たちにとって大きな励みになるでしょう。
キーワード解説
- 規定投球回とは?シーズン中に選手が投球する最低限のイニング数で、これに達することで選手の成績が公式に認められる。
- 投球イニングとは?ピッチャーが投げたイニングの数のこと。1イニングとは、3アウトを取ることが出来た時間のことを指す。

