ソフトバンクの木村大が来季1軍初登板を誓う

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
ソフトバンクホークスに所属する木村大成投手(22)は、10月4日に行われた記者会見で、小久保裕紀監督からの激励の言葉を受け、2025年シーズンの1軍初登板を強く誓った

今年の7月30日には初めて出場選手登録されたものの、登板機会を得ぬまま8月1日に登録が抹消された

しかし、その間もファームでの努力を続けてきた

木村投手は北海高等学校で甲子園に春夏連続出場を果たし、2022年のプロドラフトで3位指名を受けてソフトバンクに入団した

昨季はフォームを固定できず試行錯誤していたが、今季はウエスタン・リーグで36試合に登板

具体的には3勝2敗、防御率2.15という成績を残し、充実したシーズンを送った

「1年間投げ続けられたことが自信になった」と木村投手は語る

4年目でついに1軍昇格となった木村投手は、その短い登録期間が「雰囲気を味わせるため」と理解しているものの、「投げられなかった悔しさもある」と素直な気持ちを吐露した

小久保監督からは「これが1軍

ここで投げるのがプロ野球選手」と励まされ、その言葉を胸に誓いを立てた

登録抹消後もウエスタン・リーグでは中日との直接対決で救援として2試合に登板し、計3回を無失点で抑えた

木村投手は「本当に優勝したかった」と振り返り、「どんな状況でも無失点で抑えることを目指して投げた」とその意気込みを示す

これらの経験が、来季への糧となると考えており、「間違いなく来年につながるシーズンになった」と手ごたえを感じている

今後は秋にかけてスライダーとフォークの精度向上を目指し、「三振が取れる球を磨く」と新たな目標を掲げた

木村投手のさらなる成長と来季の活躍に、多くのファンが期待を寄せている

木村大選手の成長過程と今後の展望が見えてきました。特に今季の経験が来年にどう活かされるのか、ファンとしても非常に楽しみです。実際に1軍の雰囲気を感じたことで、次のステップへ向けての意欲が高まっていることは素晴らしい成長です。また、秋に行うスライダーとフォークの精度向上に取り組む姿勢も、プロとしての意識の高さを感じさせます。
キーワード解説

  • ウエスタン・リーグとは?:プロ野球における二軍のリーグで、主に育成選手やベンチメンバーが主力としてプレーする舞台です。
  • 防御率とは?:投手の成績を示す指標で、9回あたりに許した自責点の数を基に、投手の投球内容を評価するために使われます。
  • フォークとは?:速球とは異なり、落ちる特性を持つ変化球で、投手が打者を打ち取るためによく使用されます。
  • スライダーとは?:横に曲がる変化球で、打者に対して予測を難しくし、空振りを狙うために投げられます。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。