ソフトバンク、最終戦での勝利を飾りシーズンを締めくくる

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
ソフトバンクホークスは5日、ZOZOマリンで行われた千葉ロッテマリーンズとのシーズン最終戦において、5-2で勝利し、今季の成績を87勝52敗4分け、貯金35で全日程を終えました

この試合では、チームとしての見事なパフォーマンスが際立りました

柳田悠岐、先頭打者ホームランで試合を引っ張る

特に、1番・DHで先発出場を果たした柳田悠岐選手(36)は、初回に相手先発の小島投手の直球を打ち返し、思いがけない形で先頭打者ホームランを放ちました

彼は「擦った」と自己評価していますが、その打球は左翼席のラッキーゾーンに届く素晴らしいものでした

このホームランは今季の第4号であり、柳田にとっては11年ぶりの先頭打者弾となりました

スタンドからは歓声が上がり、彼の打撃力の復活が期待されました

CSファイナルステージに向けた期待

ソフトバンクは15日から始まるクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージに向け、チーム全体の調子を上げていく必要があります

小久保監督も「試合に出続けたら良くなっていますよね

CSは貴重な戦力です」と語り、柳田選手への期待を表明しました

復帰後の打撃成績

柳田選手は昨季も今季も終盤に一軍復帰を果たしましたが、復帰後の状況は異なっています

昨季は最後の4試合での出場後にフェニックス・リーグで調整して日本シリーズで本来の打撃を発揮しました

しかし今季は9月22日に復帰し、その後の9試合で打率2割8分9厘(38打数11安打)、2本塁打という成績を残しています

チーム戦略と今後の課題
首脳陣は、柳田が打席で様々な球を見て経験を積んでいる段階であるとし、昨季よりも打席数をこなしていることから短期決戦に向けて有利になると考えています

今年のフェニックス・リーグには参加しない方針ですが、「本拠地での試合がほとんどで、実戦感覚を研ぎ澄ませることが重要」との声も上がっています

今季のソフトバンクは、チームの実力を示す形でシーズンを終了し、特に柳田選手が試合の盛り上げ役となったことが印象的です。この勝利が、クライマックスシリーズに向けた良い弾みになることを期待します。
キーワード解説

  • 先頭打者ホームランとは?試合の最初の打席で打たれるホームランのことを指します。試合を盛り上げる意味でも重要な役割を果たします。
  • CSファイナルステージとは?クライマックスシリーズの最終段階で、リーグチャンピオンを決定するための試合です。
  • 打率とは?打席に立った際の安打数を表し、選手の打撃成績を評価する指標の一つです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。