11日からオリックスと対戦するクライマックスシリーズ（CS）ファーストステージが控えており、監督の新庄剛志氏（53）は、来季の続投が発表されたことについて所信を語った
彼は、「（昨季から）2位、2位ときたので願望は1位
来年が勝負」と語り、今季は未達成だったリーグ制覇に対する意欲を示した
レギュラーシーズンが終了してから2日後、エスコンフィールドには選手たちの活気ある声が響いていた
新庄監督は「ご報告があります」と報道陣に語りかけ、前日の続投発表について心境を述べた
「95勝を目指してやっていこうと
1年目からずっと1年契約で、自分に重圧をかけながらやってきた
来年が本当の勝負だ」と語り、チームの再建に向けた意欲を強調した
就任1年目の2022年は59勝81敗3分け、2023年には60勝82敗1分けと最下位に沈んだチームだが、今季は就任後最多の83勝（57敗3分け）を挙げ、最終盤までソフトバンクと優勝争いを展開した
新庄監督は「期待を裏切らないチームができた」と自信を見せ、「優勝争いには正直5年ぐらいかかると思っていたが、来年は（就任）3年目の感覚で温かく見守ってほしい」とも語った
新庄監督はこれまで「長くても（指揮するのは）3年」と語っていたが、来季は就任5年目となる
「僕の人生は5年スパンに変えてもいいかな」と心境に変化があったことを明かした
また、「2位も6位も一緒
ただし、CSでは2位からの下克上を目指す」と意気込みを語った
その一方で、リーグ優勝への強い思いも持ち続けている
新庄監督は「2位から日本一になったとしても、僕は優勝旅行やビールかけには参加しない」と冗談めかし、「ここ（本拠地）でできることは幸せだ
ここから勝ち上がっていきたい」と、チームを勝利に導くために全力を尽くす意気込みを見せた
キーマンとして期待される選手が帰ってきた
この日、腰痛で9月27日に登録を抹消された万波が1軍に合流し、「（患部は）悪いところはない
ここからは本当に勝つしかない」と前を向いている
昨年ファイナルステージでの敗退を乗り越え、今季こそ雪辱を果たすべく、役者がそろった
日本ハムの新庄監督が、リーグ制覇を目指す意欲を見せています。クライマックスシリーズに向けて準備を整え、選手にも活気が戻ってきている様子が印象的です。チームがどのように進化を遂げるのか、ファンとしても注目です。
キーワード解説
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