広島・二俣翔一が捕手に再挑戦、フェニックスリーグで無失点の活躍

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広島・二俣翔一が捕手として再挑戦、フェニックスリーグで好投

みやざきフェニックス・リーグが2025年10月6日に宮崎県内で開幕し、広島カープの二俣翔一内野手(22)がくふうハヤテ戦で捕手として途中出場しました

二俣は8回からの2イニングを無失点に導く好リードを見せ、投手陣を支えました

新井貴浩監督(48)からの提案で、二俣は4年ぶりに捕手としての役割に再挑戦することになりました

ユーティリティープレーヤーとは、内野と外野の複数のポジションを同時にこなせる選手を指しますが、彼はその特徴を活かし、捕手に挑戦することとなったのです

二俣は、3-3の同点から8回に途中出場し、育成選手の杉田投手とバッテリーを組み3者凡退に封じ込めました

この結果、再び捕手としての存在感を示しました

自身でも“内、外野をやっていて捕手もできたら面白い”と感じていた二俣は、新井監督と相談の上、捕手の役割を受け入れることにしたとのことです

彼は2020年の育成ドラフト1位で広島に入団し、捕手として活躍するチャンスは少なかったものの、今回は1518日ぶりの捕手出場を果たしました

開幕からはスタメンに抜擢された経験もありますが、出場54試合で打率・186、3本塁打、6打点と1軍定着には至りませんでした

今季終盤に再挑戦を提案された二俣は、来季に向けて期待が寄せられています

捕手としての経験を増やすことで、チーム内での出場機会が広がる可能性が生まれ、戦略的にも有利な環境が整うことでしょう

二俣は“ゲーム運びがしっかりできる捕手になりたい”と意気込みを示しており、さらなる成長と挑戦への期待が高まります

今後、フェニックス・リーグや秋季キャンプを通じて、捕手としての技術を磨く予定です

新井監督や藤井ヘッドコーチも、チーム編成にプラスとなる二俣の捕手活躍に期待を寄せています

二俣翔一選手の再挑戦は、多くのファンや関係者の注目を集めています。4年ぶりに捕手としての役割に戻ることは簡単ではありませんが、彼の成長に期待が寄せられています。捕手としてのチャレンジが成功すれば、広島カープの戦力がさらに強化されることでしょう。
キーワード解説

  • フェニックスリーグとは?:プロ野球の若手選手や育成選手が出場する秋季のリーグ戦で、成長を促す貴重な機会です。
  • ユーティリティープレーヤーとは?:内野や外野などさまざまなポジションをこなすことができる選手のことを指します。
  • 捕手とは?:チームのリーダーとして機能し、投手と連携しつつ攻撃を展開する守備位置の1つです。

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