秋季の「みやざきフェニックス・リーグ」は宮崎県日南市で開幕し、二俣選手は八回からマスクをかぶり、捕手としての基本動作を見事にこなしました
彼が捕手として試合に出場するのは実に４年ぶりのことです
二俣選手は多才なプレーヤーであり、内外野を守ることができます
そのため、捕手としての再挑戦は新たな出場機会を求める重要なステップとなります
試合において、彼は干燥した捕球音を響かせ、味方野手に指示を出す姿勢も見せました
ブランクを感じさせずにマスク越しにダイヤモンドを見渡し、試合を円滑に進行させていました
彼は「どういうことを考えながらゲームをつくるか、しっかりバッテリーで話し合っていきたい」と発言し、意欲を見せました
八回裏の出番は同点という場面で、先発投手の杉田選手とスタメンマスクの清水選手との間で事前のコミュニケーションが図られました
二俣選手はワンバウンドの球を体で止めるシーンもあり、三者凡退に成功
他の回でも、２番手の益田選手と意思疎通を図り、チームを勝利に導くことができました
「配球も考えて打ち取れた
投手もフェニックスでのテーマがある
課題やテーマを聞いた上で『こういうのを試していこう』と話したりした」と頼もしいコメントをいただきました
二俣選手は９月２０日の巨人戦の試合前に新井監督から捕手再挑戦の提案を受け、「自分でも、内外野をやって捕手もできたら『面白いな』というのは頭の片隅で考えていた」と語りました
捕手としてのプロ入り以来、彼は２軍戦で１６試合に出場した実績があり、全ポジションの経験が彼の武器です
捕手としての動きや体の使い方を今後も覚えながら、来季に向けて準備を進めていきます
倉２軍バッテリーコーチは彼の現時点でのパフォーマンスに合格点を与え、「まずは捕手としての動き、体の使い方を覚えていくことが重要です」とコメントしています
今季、二俣選手は初の開幕スタメンを勝ち取り、54試合に出場して打率・186、3本塁打という成績を残しました
グラウンド外でも自主練習に励み、キャッチングに関する動画も研究している彼
「責任を持ってサインを出していかなければならない」と語る二俣選手は、日南の地で多彩な役割を果たすための土台を築いています
広島の二俣翔一選手が捕手としての再挑戦を果たした「フェニックス・リーグ」は、その成長を示す重要な機会となりました。彼が見せた冷静なゲーム運びやコミュニケーション能力は、チームにとって大変貴重であり、今後の活躍が期待されます。
キーワード解説
- フェニックス・リーグとは？
- 捕手とは？
- 配球とは？
- 自主練とは？
