ロッテの荻野貴司と石川歩が今季限りで退団
千葉ロッテマリーンズは、2025年10月7日に荻野貴司外野手（39歳）と石川歩投手（37歳）が今季限りで退団することを発表した荻野は、コーチ就任の打診を受けるも現役続行の意向が強く、これを辞退する決断を下した
荻野は、2009年のドラフトで1位指名を受けトヨタ自動車からロッテに入団
彼は俊足巧打の選手で、特に2021年には143試合に出場し最多安打と盗塁王の称号も獲得した
しかし、昨シーズン以降は右膝の不調に悩まされており、今季は治療とリハビリに専念した
6月13日にイースタン・リーグの楽天戦で実戦復帰を果たしたものの、若手選手の成長により1軍昇格は無かった
その結果、2軍では34試合に出場し、打率.317を記録した
球団は荻野の引退試合の実施などを考えていたが、最終的には彼の意向を尊重し、退団が決まった
荻野は球団を通じて、「今シーズンをもちましてマリーンズのユニホームを脱ぐこととなりました
入団から16年間応援していただいたファンの皆様、心より感謝申し上げます」とコメントした
一方、石川歩は入団以来、3年連続で2桁勝利を記録していたエースピッチャーだ
しかし、2023年には開幕投手に内定していたものの右肩痛のためその役割を果たせず、シーズン後には右肩の手術を受けた
石川の通算成績は79勝66敗であり、今季は残念ながら1軍登板は無かった
彼もまたコーチ就任の打診を受けたが、現役続行を希望し退団となった
石川は、「12年間本当にありがとうございました
これからもマウンドで投げていきたいと思います」との思いを語った
荻野貴司と石川歩の退団は、ロッテにとって大きな損失です。彼らはともに長年チームを支え、多くのファンから愛されてきました。特に荻野はその俊足を生かして何度も試合を盛り上げるプレーを見せてきました。選手としての道を選んだ二人の今後に注目です。
キーワード解説
- 荻野貴司とは？プロ野球選手で、特に俊足巧打の外野手として知られています。彼は多くの盗塁とヒットを記録し、チームに大きく貢献してきました。
- 石川歩とは？プロ野球選手で、エースピッチャーとして活躍していました。彼は2桁勝利を連続で達成し、チームを支えた重要な選手です。
