広島新井監督、来季続投決定も課題の山。投打の中心選手の育成に期待

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広島東洋カープの新井貴浩監督(48)は、2025年10月8日、広島市内の球団事務所にて行われたオーナー報告で、松田元球団オーナー(74)から「期待しているので、来年も頑張ってくれ」と激励され、来季の続投が正式に決まりました

新井監督は、来季へ向けての課題に言及し、特に投打の中心選手、「エース」と「4番」の不在を懸念しています

プロ野球における「エース」とは、チームの主戦投手であり、勝利を最も多く挙げることが期待されている選手を指します

「4番」は、打線の中心となる選手で、得点を上げる役割が重視されるポジションです

今季、広島はシーズン後半に失速し、その原因として核となる選手の欠如が挙げられています

特に開幕投手を務めた森下は、不運な登板が続き、成績は6勝14敗と大きく負け越しました

さらに、球団史において93年以来の2桁勝利投手なしという状況に陥っています

打線においては、今年の総得点やチーム打率、本塁打数は全て昨季を上回ったものの、やはり4番を固定できなかったことが課題です

チーム最多となる63試合で4番を任された末包は、自己最多の62打点を記録しましたが、内容の面で首脳陣からの信頼をつかむには至りませんでした

新井監督は、「中心が決まらないと、その周りはなかなか決めづらい」と述べ、若手選手の育成や外国人選手ではなく日本人選手を中心に据えることが理想であると期待を寄せています

新井監督の続投が決まりましたが、チームの核心選手が未確立なことが懸念されています。来季に向けた投打の中心選手の育成が急務となり、特に日本人選手に期待がかかります。
キーワード解説

  • エースとは?
  • 4番とは?

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