試合は初回、2死の場面で育成選手の左腕・冨士投手の直球を捉え、左中間席に見事なホームランを打ち抜いた
この時、初球のチェンジアップが外れたため、次に来る直球を狙い澄ますことに成功した
豊田選手は試合後、「今まで結果が出ていなかったので、思い切ってやるしかないと思っていました
ファーストストライクからしっかり振っていこうと心掛けた結果です」とコメント
フェニックス・リーグはポストシーズンの選手選考において重要な役割を果たすため、この試合でスタメンとして出場できたことに感慨を深めている
さらに、豊田選手は第2打席では右飛に、7回には右中間に二塁打を放ち、再三の得点機を作り出した
しかし、西武・冨士投手が142キロ以上の直球を投げ込む中、阪神打線全体はなかなか活路を見出せずにいた
豊田選手は今季、145キロ以上の直球に対して23打数9安打、打率0.391という好成績を残しており、直球に非常に強い選手であることが証明されている
今後、代打として他球団の剛腕と戦う際の意識を高めており、「ストレートをしっかりと叩くことが必要」と述べ、次に向けての意気込みを語った
藤川監督は、豊田選手について「メンバー入りを目指す意気込みが、この先につながる」と高く評価
豊田選手の直球打ちの魅力がチーム内で強く印象づけられる結果となった
豊田選手の活躍は、若手選手にとって夢の実現の一歩を示しています。特にフェニックス・リーグの場で結果を出すことは、今後の選手選考に大きな影響を与えるのは間違いありません。直球に強い豊田選手の成長は、阪神チームにとっても希望の光となることでしょう。
キーワード解説
- フェニックスリーグとは? プロ野球のトレーニングリーグで、若手選手が実力を磨くための重要な場です。
- 守護神とは? 試合の終盤にマウンドに上がり、試合を締めくくる投手のことです。通常は最も信頼される投手が務めます。
- 直球とは? 投げ方がシンプルで、変化球に対してあまりブレがない投球。バッターが捉えやすい球種ですが、速い球だと打たれる危険もあります。

