プロ野球ロッテ、澤村拓一投手が今季限りで退団を発表

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千葉ロッテマリーンズは9日、澤村拓一投手(37)が今シーズン限りで退団することを発表した

澤村投手本人は「現役続行」を目指しており、来季に向けた協議を重ねた結果の決定であるという

澤村投手は2010年のドラフトで巨人に1位指名されて入団

その後、2019年に成績不振を経験した澤村は、2020年9月にロッテへ電撃トレードで移籍した

翌2021年には海外フリーエージェント(FA)としてメジャーリーグベースボール(MLB)に挑戦し、ボストン・レッドソックスで2シーズンを戦い、その後再びロッテに戻った

今季の彼の成績は20試合に登板し、0勝1敗、6ホールド、防御率は3.93であった

推定年俸は2億円で、日本人選手の中では、益田直也、中村奨吾と並んでチームトップであった

リーグではチームが最下位を独走したままシーズンを終了する一方、吉井理人監督が5日に辞任を正式に表明した

生え抜きのベテラン選手、石川歩と荻野貴司は現役続行の意思を確認し、コーチ就任の打診を拒否して退団を決めた

球団は新監督にサブローを迎え入れ、今後の体制強化に向けての動きを加速させており、すでに育成選手を含む8名の戦力外通告も行われている

澤村投手は、ロッテ加入当初の思い出について「2020年9月、苦しい時期にマリーンズがチャンスを与えてくれたからこそ、ファンの皆様が受け入れてくれたおかげで、夢だったMLBに行くことができました」と振り返り、「共に戦ったチームメートやスタッフに心から感謝します

また元気な姿でお会いできることを楽しみにしています」と球団を通じてコメントした

澤村拓一投手の退団は、ロッテにとって大きな損失であるとも言える。しかし、彼の現役続行の意向は、プロスポーツの過酷さを物語っている。新監督体制のもと、ロッテがチーム再建にかかる中、澤村選手の今後にも注目したい。
キーワード解説

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