ヤクルト新監督に池山隆寛氏が就任、再建へ意気込みを示す

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ヤクルトの新監督、池山隆寛氏が就任会見を実施

10日、東京でヤクルトの新監督に就任した池山隆寛氏が会見を行い、就任に対する意気込みを語った

59歳の池山氏は、6年間2軍監督を務めた後の“内部昇格”で新たに1軍の指揮を執ることとなる

会見の冒頭、池山氏は「皆さんこんにちは

この度1軍監督に就任いたしました、池山隆寛です」と挨拶し、就任決定については自らの意思で即決だったと明かした

「2軍監督をしながら1軍の試合も見ていたので、たくさん負けたので苦しかった」と昨季の振り返りを行い、チームの状況に対する理解を示した

現役時代はヤクルト一筋で19年間プレーし、通算304本塁打を放ち「ブンブン丸」と人気を博した

池山氏は、引退後も楽天やヤクルトでコーチを歴任し、2020年から2軍監督を務めており、今季のチーム課題解決に自信を持っている

「上を向くしかないので、今後は恩返しをする番だと思います」と語り、チーム再建に強い意欲を見せた

チーム再建を進めるため、小川淳司GMも池山監督の選任理由を説明した

彼は「今のヤクルトのチーム状況、選手の状態を知り尽くしている」と述べ、若い選手の育成に期待を寄せた

また、村上宗隆内野手のメジャーリーグ挑戦が報じられる中、池山監督は「大きな穴になる」との認識を示しながらも、選手たちの団結による穴埋めを強調した

池山氏は、「彼は3冠王をとっており、相当大きな影響力がある

しかし、全員で力を合わせればこの困難を克服できる」と意気込みを見せた

期待される投手陣については奥川恭伸、高橋奎二の名を挙げ、彼らの成長が鍵になると語った

一方で打線の組み立てについては新監督の今後の補強やドラフト戦略に期待しているとのこと

最後に、今季ヤクルトは57勝79敗7分けで勝率は.419、5シーズンぶりに6位と低迷しており、池山新監督がその再建を担うこととなった

ヤクルトの新監督就任会見では、池山隆寛氏が多くの期待と責任を感じながらチーム再建を目指す姿勢を見せました。特に若手選手の育成や村上選手の動向に対する言及があり、今シーズンの注目が集まっています。
キーワード解説

  • 監督とは?:チームの戦略や選手起用を決める指導者のこと。
  • 再建とは?:崩れてしまったチームの体制や戦力を再び整えること。
  • 若手選手とは?:まだ経験が少ない若い選手のこと。

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