北海道日本ハムファイターズとオリックス・バファローズ、クライマックスシリーズに向けた注目の会見

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2025年10月10日、北海道日本ハムファイターズの新庄剛志監督と清宮幸太郎選手、さらにはオリックス・バファローズの岸田護監督と若月健矢選手が、10月11日から開催される「2025 パーソル クライマックスシリーズ パ ファーストステージ」に向けた記者会見を行った

新庄監督、選手たちへの期待とファーストゴロへの挑戦

新庄監督は「エスコンフィールドのパワーが選手たちを引き上げる

この4年間で成長した選手たちに任せるが、ファーストゴロがあまり飛ばないことを願っている」と、自チームの選手への信頼を表明した

さらに、隣に座る清宮選手への言及もあり、軽妙なジョークを交えながら、選手たちの緊張感を和らげていた

清宮選手の意気込みと重要な切り替え力

清宮選手は、「短期決戦ではミスがあっても切り替えが大事

もしエラーをしたとしても、次に切り替えて頑張る」と、ポジティブな姿勢を示した

新庄監督は「エラーすることで期待が高まる」と述べ、選手たちへのプレッシャーを軽減する意図を持っているように感じられた

先発投手の発表と対策

オリックスの岸田監督からは先発投手として山下舜平大投手が発表されたが、新庄監督は戦略を持って、初戦は伊藤大海投手、続いて北山亘基投手、そして1勝1敗の場合は達孝太投手を起用するとした

特に伊藤投手については、「彼は2年連続最多勝

細部に注意したい」と全幅の信頼を寄せている

対戦先発への警戒と清宮選手への期待
また、新庄監督は、対戦相手の山下投手について「打ちづらい投手だが、リリースポイントが狂えば隙が生まれる」と警戒感を示した

清宮選手はその山下投手からのホームラン経験があるため、4番に指名された際にも「毎試合の準備を続ける」とし、これに動じる様子は見られなかった

新庄監督は、クライマックスシリーズの試合展開について「初戦は8対7、2戦目は4対3の接戦が理想」と述べ、激戦を展望した

記者会見では、新庄監督と選手たちが前向きな姿勢を見せており、クライマックスシリーズに向けての期待感が高まっている。短期決戦でのミスへの対応の重要性や、対戦相手への備えといった点にも言及があり、今後の戦いがますます楽しみである。
キーワード解説

  • クライマックスシリーズとは?:プロ野球におけるクライマックスシリーズは、プレーオフの一環であり、リーグチャンピオンシップへの道を切り拓くための重要なステージです。
  • エスコンフィールドとは?:エスコンフィールドは北海道日本ハムファイターズの本拠地であり、最新の施設が整ったスタジアムです。
  • ファーストゴロとは?:ファーストゴロは、打球が一塁手の所に転がることを指し、守備のミスが試合に影響する可能性があります。

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