巨人、第2戦に臨む前の心境を杉内コーチが語る
◇セCSファーストステージ第1戦 巨人2―6DeNA(2025年10月11日 横浜)巨人は、セ・リーグチャンピオンシップ(CS)のファーストステージ第1戦でDeNAに敗れ、非常に厳しい状況に追い込まれました第2戦では引き分け以上では敗退が決定してしまうため、チームは困難な局面を迎えています
杉内俊哉投手チーフコーチ(44)は、12日の第2戦ではビハインドの状況でも大勢、マルティネスを投入する可能性があることを示唆しました
杉内コーチは、「最後の試合になる可能性もありますからね
行かざるを得ないですよね
やっぱり大勢、マルティネスで流れを作った逆転というのも考えとしてはちょっとありますから」と述べ、積極的な投手投入の意向を表明しました
特に、「できれば勝っている状態で送り出してあげたいなと思いますけど」とも語り、勝利への強い願望を示しました
さらに、6回を投げて5安打4失点の成績で敗戦投手となった山崎投手についても言及し、「序盤に点を取られましたけど、粘り強く投げてくれたと思いますし、もう仕方ないですよね
打たれたら仕方ないとこなんで」と、山崎の努力を評価しつつも敗戦の悔しさも感じている様子を明かしました
警戒していた選手、筒香選手に2本のホームランを浴びたことについても触れ、「いろんなミーティングでも、こうやって攻めていこうっていうのはいろいろ言いましたけど」と振り返り、実際の試合では選手たちが判断を下し、勝負に出る難しさについて理解を示しました
「その結果がこういう形で出てしまった
仕方ないっていうとこですね」と、悔しさと共に選手たちの努力を受け入れる姿勢を見せています
今回の杉内コーチのコメントからは巨人が直面している厳しい状況と、選手たちへの信頼が感じられます。特に、ビハインドの状況での投手起用に対する積極的な考え方は、チームの勝利への強い意思を表しています。また、選手へのねぎらいや彼らの判断への理解も示しており、チーム全体としての結束力を感じさせます。
キーワード解説
- セ・リーグチャンピオンシップ(CS)とは? 日本のプロ野球において、セ・リーグとパ・リーグの各リーグ王者が戦うシリーズで、最終的に日本一を決定するための重要な大会です。
- ビハインドとは? 試合において、相手チームよりも得点が少ない状況を指します。この状況では逆転勝利を狙うために積極的な戦略が求められます。
- ホームランとは? バッターが打球を野球場のフェンスを越えさせた際に得られる得点で、特に試合の流れを一変させる可能性があります。

