西武・山田陽翔が球速アップを目指し新たな挑戦に挑む

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西武ライオンズの21歳の投手、山田陽翔が、プロ4年目を迎えるにあたり「球速アップ」を課題に掲げており、今後のさらなる飛躍を誓った

彼は、2025年のシーズンにおいて一軍デビューを果たし、15試合連続無失点という偉業を達成

49試合に登板し、3勝3敗1セーブ、17ホールドを記録し、防御率は2.08に達した

この活躍により、彼はパ・リーグ新人王候補にも名を連ねる存在となった

山田選手は「昨年は一軍で投げられれば十分だと思っていたが、ここまで来られたのは嬉しい

年間を通じてチームに貢献できたのは良いことなので、これを1年で終わらせず、来年以降も続けていきたい」と語り、秋季練習において自己研磨に努めている様子を見せた

来季に向けた目標として、山田は「何よりもまず、球速を確実に上げることを目指す

ストレートの速さが向上すれば、自ずと奪三振率も上がると思うので、球速アップに取り組みたい」と決意を新たにした

また、「変化球を多様な方向に曲げることができるのは強みだが、それをもっと意図した場所に投げられるようになりたい」とも述べ、具体的な改善点を明確にした

彼のストレートの平均球速は今季140キロ台前半であったが、次のシーズンに向けてデータ分析を活用する意向も示している

「良い調子のときはデータに現れるので、その方向性でトレーニングを進めればリスクは減少する

どの球でどれだけストライクを取れたか、またどのコースで打ち取ったかなどを分析し、偏りのないトレーニングを行いたい」といった考えを持つ

かつて近江高で「甲子園のスター」として名を馳せた山田選手は、入団以来、試行錯誤を経て、チームに不可欠な存在へと成長した

来季はさらなる飛躍が期待されている

西武の山田陽翔選手は、プロとしての成長を追求し続ける姿勢が印象的です。彼自身の目標に対する意識や、データを使ったトレーニング方法は、現代のプロスポーツにおいて効率的なアプローチだと言えます。来季に向けての彼の意気込みが、チームの戦力をさらに向上させることになるでしょう。
キーワード解説

  • 球速とは? - ボールが投球される際の速さを指し、投手の能力を測る重要な指標です。速い球速は打者に対しての優位性を生むことがあります。
  • 奪三振率とは? - 投手が三振を奪う頻度を示す指標であり、高い数値は投手の制球力や変化球の効果を示します。
  • 変化球とは? - ストレート以外の球種で、球の軌道やスピンを変えることによって打者を惑わす投球術の一部です。

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