クライマックスシリーズ第2戦で戸郷が引き分けでも敗退の危機に直面

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2025年10月12日、横浜で行われたプロ野球セ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ第2戦において、読売ジャイアンツの戸郷翔征投手(25)が先発登板しました

この試合は、引き分けでも敗退が決まるという厳しい状況での対戦でした

試合は巨人が初回に5点の援護を受けるという好スタートで始まりましたが、その裏に戸郷は5失点を喫し、結局3回で6安打5失点という不本意な結果で降板しました

戸郷はレギュラーシーズンでは8勝9敗、防御率4.14と成績が振るわず、プロ7年目のシーズンを終えています

試合の経過

初回は、巨人の打線が活発で、新加入の選手が先頭打者本塁打を放ち、中山選手が3ランホームランを打ちました

5点のリードを得た巨人ですが、戸郷はこのリードを守れませんでした

戸郷投手の投球内容

戸郷は初回から非常に苦しい展開となり、1死から桑原選手に二塁打を許し、続く佐野選手には内寄りの148キロ直球を捉えられ、右翼スタンドに運ばれました

その後、石上選手には外角高めの150キロ直球を当てられ、同点の3ランを打たれ、試合は振り出しに戻ってしまいました

後半の状況

戸郷は2回にはいったん気を取り直し、無失点に抑えましたが、3回にも2人を抑えた後に安打を許しました

そして4回に代打を送られ、降板となりました

この日の結果は、戸郷の不安定な投球が試合に大きな影響を与えたことを示しています

総評
この試合を通じて、戸郷投手は自らの課題を再確認する場面となったことでしょう

クライマックスシリーズという大舞台でのメンタルが試される中、今後の成長が期待されます

この試合は戸郷投手にとって厳しい挑戦となりました。クライマックスシリーズでの投球は特に重圧がかかる中、初回のリードを守れなかったことは残念ですが、次回以降の活躍を期待したいところです。
キーワード解説

  • クライマックスシリーズとは?プロ野球の playoffs の一環で、各リーグの上位チームが優勝を目指すトーナメント形式の大会です。
  • 防御率とは?投手が与えた自責点(失点から野手の失策による点を引いたもの)を元に算出される指標で、数値が低いほど優れた投手を示します。
  • 内寄り、外角高めとは?投手の投球位置を説明する用語で、内寄りは打者の体に近い位置、外角高めは外側の高い位置を指します。

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