中日・勝野昌慶投手がカーブ習得に挑戦、投球の幅を広げる新たな試み

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中日ドラゴンズの勝野昌慶投手(28)は、秋季練習に参加し、カーブの習得に取り組んでいることを明らかにした

ナゴヤ球場での練習では、球場に隣接する中日屋内練習場にてブルペンに入り、85球のうち20球以上をカーブとして投げ込んだ

この新たな挑戦は、彼の投球スタイルにおける重要な要素となる可能性がある

カーブの重要性と勝野の意気込み

勝野は「目線を変えるという意味でも、緩急を使うという意味でも、自分にとって有効な球種

ものにできるように取り組んでいきます」とコメントしており、カーブの再習得が自身の成長に繋がると信じている

もともとカーブは彼の持ち球の一つであり、今後の成長を見据えた取り組みとなる

変化の必要性と今シーズンの振り返り

2023年に先発から中継ぎに転向した勝野は、変化球の軸としてフォークとスライダーを使用していた

しかし、今シーズンは25登板にとどまり、防御率は5・00と厳しい数字であった

これにより、勝野は変化球の再習得の必要性を痛感した

シーズン終了後からは、本格的にカーブの習得に向けて取り組んでいる

球威と球速に加わる“緩”の効果

勝野は、球団日本人最速の160キロを記録しており、その球威と球速は中日投手陣の中でもトップクラスである

ここにカーブのような変化球が加わることにより、投球スタイルは大きく進化し、相手打者にとっての脅威となることが期待される

来季に向けた期待
勝野のカーブ習得は、来季の成績向上に直結する可能性があり、多くのファンからの期待も高まっている

彼のさらなる成長と活躍が、来季における中日の成功に繋がることが望まれます

勝野昌慶投手のカーブ習得に向けた努力は、多くのファンにとっても重要な注目ポイントです。変化球を取り入れることで、彼の投球スタイルが進化し、より多くの打者を封じ込めることが期待できます。来季の中日ドラゴンズの成功を左右する一因となるかもしれません。
キーワード解説

  • カーブとは?:カーブは、ボールがバッターに向かって来る際に、回転をかけることで放物線を描くように投げる投球の一種です。この球種は、打者のタイミングを外したり、目線を変えたりするために非常に有効です。
  • フォークとは?:フォークは、ボールがバッターに向かって直進しているかのように見えながら、突然落ちる変化球です。特にバッターにとっては取りづらい球種となることが多く、打者を三振に仕留める際の強い武器となります。
  • スライダーとは?:スライダーは、ボールが右から左へ、または左から右へと横に変化する球種です。打者にとっては見極めが難しく、うまく投げることで効果的な三振を奪うことができます。

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