日本ハム・矢沢宏太、クライマックスシリーズに向けた意気込みを語る

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福岡でも〝神走塁〟を見せる

日本ハム・矢沢宏太投手(25)は13日、エスコンフィールド北海道で実施された練習に参加した後、報道陣の取材に応じ、15日に始まるソフトバンクとのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ(みずほペイペイ)に向けて「自分ができることを継続してやっていきたい」と意気込みを語った

矢沢選手は12日のオリックスとのファーストステージ第2戦において、逆転勝利に貢献した選手の一人である

八回の2死一塁の場面で、1点を追う中、矢沢選手は左前打で出塁

その後、レイエス選手のライトオーバーの打球で一塁から生還し、流れを日本ハムに引き寄せた

この走塁は彼の50メートル5秒8という速さと、高い野球IQ(野球に関する知識や判断力)によるものであった

打球の行方を判断するためには、走者は目視で打球の位置を把握する必要があるため、通常は打球を確認するが、矢沢選手は「打球は1秒も見ていない」と語る

彼は、歓声のあがり方や三塁コーチの森本稀哲さんの反応を元に、勇敢に走り抜けたのだ

この判断力は、試合での重要な局面での冷静さと果敢さを示している

プロ3年目の今季、矢沢選手は投手と野手の二刀流として一時期活躍をしましたが、今シーズンは野手に専念しており、自己最多の86試合に出場した

「成長できている」と自信を深めている様子で、「日本シリーズでエスコンに戻ってきたい」と強い意気込みを見せた

矢沢宏太選手のスピードと判断力は、クライマックスシリーズに向けてのチームの大きな武器になりそうです。彼の成長が日本ハムの勝利にどう寄与するのか、期待が高まります。
キーワード解説

  • クライマックスシリーズとは?:プロ野球における日本シリーズ進出をかけたプレーオフのこと。
  • 野球IQとは?:選手がゲームの状況やプレーに対して持つ知識や判断力のこと。
  • ベースランニングとは?:塁の間を走る際の動き方や走法を指す。

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