巨人・長野久義が引退を表明、今後は大学院進学へ
巨人に所属する外野手の長野久義選手(40)が14日、東京都内のホテルで引退記者会見を開いた長野選手は「今季はファームで過ごす時間が長く、若い選手とプレーして、そろそろかなと思いました」との言葉を通じて、プロとしての16年間に区切りをつける決断理由を晴れやかな表情で語った
長野選手は佐賀県出身で、福岡の筑陽学園高を経て日本大学に進学
大学時代には日本ハムファイターズとホンダからドラフト指名を受けたが、いずれも拒否し、2010年に巨人からドラフト1位で入団した
1年目からレギュラーに定着し、新人王に輝いた
その後、2年目においては打率3割1分6厘で首位打者となり、3年目には173安打で最多安打のタイトルを獲得している
守備面でも高い評価を受けており、ゴールデングラブ賞を11年から13年にかけて3回受賞
また、2013年には日本代表としてワールド・ベースボール・クラシック(WBC)にも出場するなど、日本のプロ野球界での名選手としての地位を確立してきた
2019年にはFA権を行使し、巨人に加入した丸佳浩外野手の人的補償として広島に移籍
その後、2023年に無償トレードで古巣に復帰した
今季は17試合に出場し、22打数3安打の打率1割3分6厘と成績は芳しくなく、本塁打や打点も記録していない
クライマックスシリーズ(CS)のファーストステージでは第2戦でベンチ入りしたが、出場機会はなかった
今後は大学院へ進学するために受験をするという長野選手
これから彼がどのような道を歩むのか、多くのファンが見守ることだろう
長野久義選手の引退は、多くのファンにとって大きなニュースだ。彼は巨人の中心選手として数々の功績を残し、特に若い世代の選手たちにとっては憧れの存在だった。引退後は大学院進学を希望しており、知識を深める姿にも注目が集まる。
キーワード解説
- 長野久義とは?プロ野球選手であり、巨人に所属していた外野手。多くのタイトルを獲得し、日本を代表する選手の一人である。
- ゴールデングラブ賞とは?守備の優秀さを評価する賞で、特定のポジションで最も優れた選手に与えられる。
- ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)とは?国別対抗の野球大会で、世界中から集まった代表チームが競い合う。
- クライマックスシリーズ(CS)とは?日本のプロ野球におけるポストシーズンのシリーズで、プレーオフの一環。

