国学院大、亜大に延長タイブレークの末サヨナラ勝利
「東都大学野球」の試合が14日、神宮球場で行われ、国学院大学が亜細亜大学に対して延長十回タイブレーク方式でサヨナラ勝利を収めましたこの試合は秋季リーグの第4週目に当たり、亜大のエースである斉藤汰直投手（4年・武庫荘総合）は素晴らしいピッチングを見せましたが、チームは敗れました
斉藤投手は試合を通じて9回1/3を投げ、わずか1安打ながら2失点（自責0）という成績を記録し、また10奪三振を達成しました
彼の直球は最速149キロを記録し、主武器のフォークボールを駆使して見事なピッチングを展開しました
特に2回にはカーブを打たれてからの安打を除いて、ほとんどの打者を封じ込めました
巨人のスカウトも彼の「投げっぷり」と「縦の角度」に関心を示し、阪神の才木投手を例に挙げてその魅力を語りました
しかし、試合は予想外の展開を迎えます
九回までのピッチングが高評価を得ていた斉藤投手でしたが、延長十回裏に突入し、1-0で勝ち越した国学院大がスクイズを仕掛けます
そして自身のエラーとホームへの悪送球が絡み、2点を失ってしまいました
この結果、斉藤選手は完投負けとなりますが、正村公弘監督は彼の投球を擁護し、「斉藤のあれだけの投球で勝てないのはキツい」とコメントしました
斉藤投手も「明日チームに勝ってもらって、明後日リベンジできるように」と意気込んでおり、彼自身のパフォーマンスを報いて欲しいと願っています
今回の試合は、斉藤選手の素晴らしいピッチングにも関わらず、チームが勝てなかったことが悔やまれます。特に、野球では1点を守ることがいかに難しいかを示す一例とも言えます。今後の試合では、斉藤投手の頑張りを皆がサポートすることで、リベンジを果たせることを期待しています。
キーワード解説
- タイブレークとは？：試合が延長になった場合に、打順を変えずに2塁に選手が置かれ、次の打者から攻撃を始めるルールです。
- 完投負けとは？：ピッチャーが完投（全イニングを投げ終えること）しながらも、自らのチームが敗北した場合を指します。
- 奪三振とは？：ピッチャーがバッターを三振に仕留めることを言います。特に高い奪三振率を持つピッチャーは評価されます。
