阪神、村上投手の粘投でDeNAに勝利 – CSファイナルステージ第1戦

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<セ・CSファイナルステージ:阪神2-0DeNA>◇第1戦◇15日◇甲子園 プロ野球のクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージが始まり、甲子園球場で阪神とDeNAが対戦した

阪神の先発投手、村上頌樹(27)の投球はレギュラーシーズンに比べ、明らかに調子が下降していた

これまでストレートの球威と制球力で知られている村上だが、この日は両方とも不調だった

村上は特にインサイド攻めが得意で、その特徴が影を潜める中、何とか5回を投げ切ることができたという印象だった

試合の中で彼は、2回を除いて毎回得点圏にランナーを背負う場面があり、ピンチに見舞われた

しかし、阪神の坂本誠志郎捕手(31)の巧妙なリードが村上を助けた

DeNAサイドは、村上に対して攻めるという意識を持っていたと思われる

相手のチャンスが続く中、阪神はストレートで勝負できないと判断し、坂本が「攻める」から「かわす」へと戦略を変えたことが延命に繋がった

特に、スプリット球(落ちる球)を有効に使い、ボール球を振らせることで、DeNA打者の打撃テンポを崩すことに成功した

阪神は終盤の継投も、短期決戦のセオリーを踏まえたものだった

利用可能な投手をイニングや対戦打者に関係なく投入することで、試合を優位に進めていった

試合を通じて打者には思い切りが感じられなかったものの、この勝利がチーム全体の士気を高めるきっかけになるだろう

阪神とDeNAのCSファイナルステージ第1戦では、村上投手が厳しい状況の中でも試合を乗り切りました。捕手の坂本選手の巧妙なリードが勝利につながったことが印象的でした。この試合をきっかけに、阪神チーム全体の士気が高まり、更なる活躍が期待されます。
キーワード解説

  • 村上投手とは?:阪神タイガースの投手。ストレートと制球力に定評があるが、近年は不調が続いている。
  • スプリット球とは?:ボールが落ちる軌道を描く投球で、打者にとっては打ちづらい球種の一つ。
  • 継投とは?:試合中に複数の投手を投入する戦略で、チームの勝利を目指すために用いられる。

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