新監督として就任した池山隆寛氏(59歳)は、チームの再建に向けた選手起用について言及しました
特に、過去3年連続でBクラスに甘んじたチームにおいて、今後の巻き返しを狙う上で重要な役割を果たすと期待される選手たちを指名しました
ムードメーカーとしての塩見
池山監督が挙げた一人目のキーマンは、ムードメーカーでもある塩見選手です彼は今季、左膝の手術の影響でプレーをほとんどできませんでした
しかし、監督曰く「彼の会話一つでみんな笑顔になる」と、その影響力の大きさを評価しています
チームの士気を高める存在として、今後の練習に欠かせない存在になりそうです
投手陣の柱、高橋と奥川
次に監督が名前を挙げたのが、高橋選手と奥川選手の2人です高橋選手は今季、体調不良で2度の離脱を経験し、3勝(2敗)の成績に終わりました
一方、奥川選手は開幕投手として期待されましたが、結果的には4勝(8敗)と物足りない成績に終わりました
池山監督は「自覚と責任を持って投げてもらえれば、7回以上は投げてもらいたい」と高い目標を設定しました
規定投球回をノルマに、彼らの成長に期待がかかります
村上のポスティングシステムの状況
さらに気になるのは、今オフにポスティングシステムを利用してメジャー挑戦を目指す村上選手の不在です今年度は戦力ダウンが避けられない状況にありますが、「三本の矢」とも称される塩見、高橋、奥川の活躍が新生ヤクルトを牽引する鍵となるでしょう
今回の秋季練習の開始に際し、池山新監督が期待を寄せる選手たちが名を連ねることで、今後のヤクルトへの期待感は高まります。しかし、主力選手の不在がどのように影響するかが今後の鍵となるでしょう。
キーワード解説
- ポスティングシステムとは?
- ムードメーカーとは?
- 規定投球回とは?

