中日宇佐見、打撃復活への意気込みを語る

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中日の宇佐見真吾捕手(32)は、秋季練習を通じて自身の打撃力を取り戻すことを目指している

16日、ナゴヤ球場で行われた秋季練習の第2クールが終了する中、井上一樹監督(54)から全体練習に参加する権利を得て、今後は自由な練習が許可された

「これからもナゴヤ球場に来ます

昨年に行った誤った練習が影響し、打撃がうまくいかなかった

やはり、打つことができないと試合には出られない

来シーズンに向けて、打撃の勝負に備える必要がある」と、宇佐見は意気込みを示した

宇佐見は移籍3年目の今季、20試合に出場したものの、打率1割1分8厘、0本塁打、1打点という厳しい数字に終わった

特に、シーズン中の5月23日の阪神戦で中前安打を放った後は20打席連続無安打という結果に苦しんだ

さらに、外国人選手のような大きなスイングを試みたが、直球に対応できずに難しさを感じていた

シーズン中、松中信彦打撃統括コーチ(51)や森野将彦打撃コーチ(47)からのアドバイスを受け、「ツイスト気味でバットが先に走る感覚を身につける」ことで、ムダな動きを省いてシンプルな打撃に取り組んだ結果、徐々に本来の感覚を取り戻しつつあるという

宇佐見は「2軍のシーズン最後の1週間を良好な状態で終えた

今が一番いいくらい」と感じており、さらなる向上を目指している

今季、チーム全体が打率や得点でリーグワーストという厳しい状況にある中、宇佐見の打撃が復活すれば、チームにとって大きなプラスとなるだろう

足を速くするための練習や体重を絞り込む努力を続けながら、彼はさらなる進化を目指している

中日の宇佐見選手が打撃復活に向けた意気込みを語った。厳しいシーズンを経て、指導者のアドバイスを受けての練習によってコンディションが上がっている感触をつかんでいるという。彼の打撃力が復活すれば、チーム全体にとって大きなプラスとなるだろう。
キーワード解説

  • 打撃力とは?:野球における選手の打撃の能力のことで、ヒットを打つ力や本塁打を打つ力、さらには出塁率を向上させる能力が含まれます。
  • スイングとは?:バッターがボールを打つために振る動作のことで、正しいスイングを身につけることがヒットを打つためには重要です。
  • ムダな動きとは?:選手がスイングやプレーの際に行う、必要のない無駄な動きのことで、それを省くことがパフォーマンスの向上につながります。

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