試合は接戦となったが、才木投手の投球内容には波があった
試合の流れ
試合開始早々、阪神は初回に先制点を得て、2点のリードを持ったが、その後の投球が試合の流れを左右することとなった初回の好スタートから一転、3回にはDeNAの林選手にチーム初安打となる中前打を許し、さらに1死一塁の局面で蝦名選手に二塁打を浴びて1点を返された
続く佐野選手には左翼線への適時二塁打を打たれ、これで同点となった
勝ち越しを許した瞬間
その後、4回には、DeNAの牧選手に対して左中間へソロホームランを打たれ、逆転を許してしまったこれにより、才能ある右腕として期待される才木選手は、5回で降板せざるを得なくなった
彼の球数は88球に達しており、リードを守ることができなかったという展開に、ファンからは戸惑いの声が上がった
調整時の好調
才木選手は8日に行われたみやざきフェニックスリーグの西武戦では、先発として6回無安打無失点、さらに5奪三振を記録し、「調整としてはすごくよかった」と手応えを語っていただけに、この日の実戦での結果への無念さが強く感じられる今後の展望
阪神としては、次戦での巻き返しが期待されるが、才木投手の今後の健康状態とパフォーマンスが鍵を握ることになる阪神タイガースの才木浩人投手は、クライマックスシリーズ初戦での降板が残念だった。調整段階では好調だったものの、試合の流れに乗れず失点を重ねてしまった。今後の調整を期待したい。
キーワード解説
- クライマックスシリーズとは?プロ野球のポストシーズンで、セ・リーグとパ・リーグのチャンピオンが日本シリーズ出場をかけて戦うトーナメント。
- 先発投手とは?試合の最初から投げ始める投手で、チームの勝利に大きな影響を与える重要な役割を担う。
- ソロホームランとは?一人の打者が本塁打を打って走り込むことで得られる得点。これが試合の流れを変えることがある。

