日本ハム・福島蓮、CS初先発で自己最多奪三振も無念の降板

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◇パCSファイナルステージ第2戦 日本ハムーソフトバンク(2025年10月16日 みずほペイペイD) 2025年10月16日に行われたパーソル クライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第2戦において、北海道日本ハムファイターズの福島蓮投手(22)が初めてのCS先発マウンドに立ち、素晴らしいパフォーマンスを披露した

福島は8回途中まで投げ、10奪三振を奪い、自己最多125球を投じた

しかし、続投した上原健太投手(31)が痛恨の3ランホームランを浴び、試合の流れが変わってしまった

福島の投球は見事で、4回1死までは完璧なピッチングを続け、レフトオーバーのツーベースヒットを打たれるまで無安打を記録していた

その後も集中を切らさず、2人のバッターを空振り三振に切り捨てる等、冷静な投球を続けた

さらに、5回、6回もランナーを背負いながら、巧みな投球で後続を断つなど、粘り強い姿勢を見せていた

7回には中村、牧原大、今宮といった実力者を連続で空振り三振に打ち取るなど、自己最多となる10奪三振達成時には思わずガッツポーズを見せた

しかし、8回に入ると、先頭打者の山川選手に内野安打で出塁を許し、投犠打で得点圏にランナーを進めてしまう

この場面で代打の川瀬選手に四球を与えたところで降板となる

福島投手は無失点で降板したものの、リリーフ陣の上原選手が柳田選手に3ランを浴び、ベンチで無念の表情を浮かべる場面があった

福島投手のこの試合での好投は、チームにとって大きな希望となるが、同時にリリーフ陣の安定した投球が求められる事を痛感させる結果となった

福島投手の素晴らしいピッチングには目を見張るものがありました。初めてのCS先発で自己最多の奪三振を記録したことは、彼の投手としての成長を示しています。しかし、リリーフ陣の不安定さによって試合の結果が変わったことは、チーム全体の課題でもありそうです。次回の登板ではリリーフ陣の方も見直されるかもしれません。
キーワード解説

  • クライマックスシリーズ(CS)とは?プロ野球におけるポストシーズンの決勝戦であり、プレーオフの一つです。
  • 奪三振とは?ピッチャーが打者を三振としてアウトにすることを指し、ピッチャーの能力を測る重要な指標です。
  • リリーフとは?試合中に先発投手に代わってマウンドに上がる投手のことで、試合終盤を守る役割を果たします。

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