これにより阪神はアドバンテージを含めて3勝として、日本シリーズ進出に王手をかけた
試合は同点のまま延長10回に突入し、無死一塁の場面で森下翔太外野手（25）が打席に立つ
彼は左翼越えにサヨナラの2ランホームランを放ち、チームの勝利を決めた
この成果により、入団から3年連続でクライマックスシリーズ（CS）での本塁打記録を樹立したことが史上初となった
ヒーローインタビューを受けた森下選手は興奮を隠せず、「勝ちました～！」と声を上げた
試合でのチームメイトである中野拓夢選手の出塁が試合の流れを引き寄せたと述べ、「最高の形になった」と喜びを表した
続けて、「当然自分が決めたいという気持ちはあったが、一塁にランナーがいたので、球場の雰囲気を感じながら攻撃に臨もうと思っていた」と振り返った
また、午後10時を過ぎても鳴り物がなくなった後も、観客からの大きな声援が選手たちに届き、自身のプレーにも影響を与えていたと語った
森下選手は、ホームランを放った瞬間の心情について「フェンスに直撃したら拓夢さんが帰ってこれると思ったので、全力疾走していました」と説明した
サヨナラホームランは自身にとっても特別な経験であり、「本当にすごくうれしかったです」と感情をあらわにした
試合後にはチームメイトからのウオーターシャワーが浴びせられ、「今までの試合の中で最高に気持ち良かった」と語る森下選手
打率もここまで7割1分4厘と驚異的な数字を記録しており、「できすぎです」と謙虚さを見せた
最後に、遅くまで応援してくれたファンに感謝の言葉を述べ、「明日勝って決めま～す！」と力強く誓った
今回の阪神のサヨナラ勝ちは、ファンや選手にとって感動的な瞬間でした。特に森下選手の活躍は、チーム全体の士気を高め、日本シリーズ進出への期待も大きく膨らませる要因となりました。今後の試合も注目です。
キーワード解説
- サヨナラホームランとは？: 試合の終わりに決勝点を奪うホームランのことで、非常に劇的な瞬間を演出します。
- クライマックスシリーズとは？: 日本のプロ野球におけるポストシーズンのプレーオフで、リーグ優勝チームを決定するための試合です。
