日本ハム・新庄監督がファイナルステージでの敗北を振り返る

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パーソル クライマックスシリーズ ファイナルステージの第2戦が行われ、福岡ソフトバンクホークスが北海道日本ハムファイターズを3-0で下しました

この結果、日本ハムは連敗スタートから崖っぷちの状況に追い込まれ、新庄剛志監督は試合後の会見で振り返りを行いました

試合の振り返り

試合の中で、ソフトバンクの柳田悠岐選手が放った決勝の3ランホームランに対し新庄監督は「打たれた上原君より、打った柳田君が素晴らしい」と称賛しました

また、今後の戦いに向けて「明日から4つ勝ったら、またドラマが起こる」と期待を寄せました

拙攻と残塁数

最大の敗因は、10残塁という状態でした

特に郡司選手は四回と六回にチャンスがありましたが、両方の打席で凡退してしまいました

ファイナルステージでまだ安打が出ていない郡司選手は、試合後「反省は後にして、気持ちを切り替えるしかない」と語り、「相手バッテリーがしっかり対策をしてきている

それを上回る準備が必要」と自身を奮い立たせていました

次のステップに向けて

これで日本ハムのチームはファーストステージ第2戦から、11、12、10の残塁数を記録しており、特に最大の武器であるタイムリー欠乏症が深刻な問題となっています

新庄監督も「特に有原君のときはいつもあと一歩

四回の郡司の打席ではスクイズを考えたが、三塁ランナーを見たらレイエスだから、あかんわと思った」と苦笑いしました

未来への布石
昨シーズンと同様に、ソフトバンクに初戦から3連敗となるのか、危機感が漂いますが、新庄監督は若手ピッチャーの成長を見て確かな手応えを感じているとのこと

「今年出てきた若いピッチャーを(CS)ファイナルで先発させる監督は頭おかしい? いい経験をしていますよね」と今後への期待を語りました

今回の日本ハムの試合は、やはり打撃陣の不振が目立ちました。特に大切な場面での得点機会を無駄にしたことが敗因とされています。監督の言葉にもあるように、若手選手たちが経験を積むことが来季への布石と考えられますが、今後の調整が必要です。
キーワード解説

  • クライマックスシリーズとは?日本のプロ野球におけるポストシーズンのプレイオフの一つで、各リーグの代表が日本一を目指すための大会です。
  • 残塁とは?出塁した選手がそのまま得点できずにベースに残ってしまうことを指します。得点につながらないため、チームにとってはマイナスです。
  • タイムリーとは?得点を挙げるきっかけとなるヒットのことです。チャンスでのタイムリーがないと得点は難しいため、特に重要な打撃となります。

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