リーグ優勝を果たした阪神が、2位のDeNAを5−3で下し、2連勝という結果となりました
この試合により、DeNAは2年連続の日本シリーズ進出を果たすためには、残りの試合で4連勝が必要となりました
試合は緊迫した展開が続く中、DeNAの8年目の右腕・中川虎大(26)が重要な場面でマウンドに上がり、存在感を見せました
中川は3−2の6回無死一塁で登板し、1回を無失点で抑えました
初めは暴投でピンチを広げるも、彼の特に得意とするフォークボールを駆使して、阪神の強打者である佐藤輝、大山、代打のヘルナンデスをいずれも三振に切って取りました
中川は「振らせる自信があったし、一塁が空いているなら四球でも構わないと思っていた」とコメント
過去には2018年に和歌山・箕島高から育成ドラフト1位で入団し、昨季には31試合に登板しブレイクの兆しを見せましたが、8月に右肘を手術し、ポストシーズンでの出番がありませんでした
15日の第1戦でも七回に三者凡退に抑える活躍を見せました
中川は「プレッシャーを楽しんで投げている
シーズン中とやることは変わらない
リリーフの役割は0で帰ってくることを意識している」と語り、プレッシャーの中でも自分の役割をしっかりと果たしています
2連敗の中、完全アウェーの甲子園球場で強い存在感を放ち続ける中川が、DeNAに奇跡をもたらすことができるのか注目です
試合を通じてDeNAの中川虎大選手の活躍が目立ちました。彼のフォークボールを豪打者に対して効果的に使った場面は特に印象的で、将来を期待される選手として名を挙げる場面でした。しかし、チーム全体の課題も明らかで、このままでは日本シリーズ進出が難しい状況です。どう立て直すかが今後の焦点となるでしょう。
キーワード解説
- クライマックスシリーズとは?プロ野球のポストシーズンにあたる特別な大会で、各リーグの上位チームが対戦し、日本シリーズ進出を目指します。
- ファイナルステージとは?クライマックスシリーズの最終段階で、リーグ優勝チームと2位のチームが6試合制で戦い、勝者が日本シリーズに進む権利を得ます。
- フォークボールとは?投球の一種で、ボールが急激に沈むため、打者を欺くことができる変化球のことです。特に三振を奪うのに効果的です。

