日本ハム、クライマックスシリーズでの連敗の原因を広瀬氏が分析
プロ野球解説者として活動する広瀬哲朗氏が自身のYouTubeチャンネルで、「2025 パーソル クライマックスシリーズ(CS)」ファイナルステージにおける日本ハムの連敗について語りました1993年にパ・リーグのベストナイン及びゴールデングラブ賞を受賞した広瀬氏は、現役時代に日本ハム一筋でプレーしており、自身のチームに対する愛情と知識から深い洞察を見せました
日本ハムは10月15日に行われたCSファイナルステージ第1戦で、ソフトバンクに1対2で敗れ、続く第2戦では柳田悠岐選手の3ランホームランにより0対3で連敗を喫しました
投手陣の奮闘とチャンス
広瀬氏は第2戦の投手陣のパフォーマンスについて評価し、先発の福島蓮選手は7回1/3投げて3安打10奪三振1失点の成績を残したことに「決して悪くない」と評価しましたまた、救援に入った上原健太選手についても、「(柳田に)打たれたのは、もう仕方ない」とし、彼を責めることはありませんでした
広瀬氏は、「勝ち負けが最後のピッチャーの成績に左右される短期決戦の難しさ」を指摘し、両チームが力のあるピッチャーをそろえているため、簡単に得点が取れない展開が続いていると述べました
打線の課題と打順の提案
広瀬氏は連敗の原因について、チームの打撃力に問題があると指摘しました彼は、「打てないから点が入るのを待つしかない」とし、打撃陣の攻撃に動きが見られないことを残念がりました
新庄監督の「我慢している」戦術を支持しつつも、打線に大胆な変更が必要だと述べ、清宮幸太郎選手を1番打者に起用することを提案しました
最終的に広瀬氏はファンとしての熱い応援の姿勢を強調し、第3戦に向けた決意を表しました
「何があってもいい
気持ちは福岡まで届くように」と語り、選手への声援を送りました
第3戦に向けた展開
10月17日に行われる第3戦では、ソフトバンクの先発上沢直之選手と日本ハムの伊藤大海選手が対決します両者は共に二桁勝利を挙げた実力者であり、この勝負がシリーズの行方を大きく左右することが期待されています
広瀬氏は日本ハムの連敗について、特に打撃陣の弱さと投手陣の奮闘を指摘しました。打つことの難しさやピッチャーに惑わされない心構えも重要だと訴え、選手たちへの激励をし、ファンとしての立場からも応援を強調しました。
キーワード解説
- クライマックスシリーズとは?日本のプロ野球のポストシーズンにあたる試合で、各リーグの上位チームが日本シリーズ進出を目指して戦います。
- ファイナルステージとは?クライマックスシリーズの最終段階で、各リーグの代表チームが争う重要な試合です。
- 打順とは?攻撃時に選手が立つ順番のことを指し、戦術によって変更されることがあります。

