ファイナルステージで二試合無安打に終わっていた4番の郡司裕也捕手が、「4番・三塁」として出場
先制点を含む4打点を挙げ、見事な復活を果たした
これにより、日本ハムは待望の初勝利を収めた
シーズンの躍進を支えてきた郡司に信頼を寄せる新庄監督は、「つり名人（先発の伊藤）と4番の顔」と称賛を送った
郡司は2戦目で2度のチャンスを生かせず、途中交代していたため、「（次戦は）外されるかな」と落胆していたが、指揮官からのメッセージが彼を後押しした
このメッセージには、今季の貢献に対する感謝の思いが込められていた
その言葉を受けて、背水の陣で迎えるこの試合で4番に起用された郡司は、「このシリーズは僕と心中するということだと思うので、意気に感じる
今日打てなかったら、切腹するくらいの覚悟だ」と決意を新たにした
試合は初回1死一、三塁の場面で、相手先発の上沢から先制の右犠飛を放ち、初回からチャンスを生かした
郡司は、「いきなりチャンスが来たかと思ったけど、冷静に打てた
ちょっとほっとした」とコメント
また、7回の場面では、2死満塁の状態で中堅に打球を放つと、ダイビングキャッチを試みた周東が打球をそらし、試合を決める3点二塁打となった
「どんな形であれ、野球選手はHランプがともれば変わってくる
明日以降につながるかなと思います」と、復活の手応えを感じていた
郡司はさらに、「これをきっかけに一気にいければ
攻めの姿勢を続けたい」と力強く宣言し、奇跡の大逆転劇に挑む姿勢を見せた
堂々たる「4番の顔」として、逆襲の幕が開けた
日本ハム・郡司裕也の復活劇は、チームにとって大きな希望となるものでしょう。崖っぷちの状況から、強い意志を持って臨んだ結果が実を結び、これがチーム全体の士気を高めることに繋がると予想されます。特に4番としての役割を果たし、試合を決定づける存在となったことは、今後の試合でも重要な要素になるでしょう。
キーワード解説
- ファイナルステージとは？ファイナルステージはプロ野球のポストシーズンに行われる最後の戦いで、優勝チームを決定する重要な試合です。
- 犠飛とは？犠飛とは、野球で走者を進塁させるために打者が打ったフライボールで、走者がホームに向かって得点することを目的とした打撃の戦略の一つです。
- 二塁打とは？二塁打とは、打球が本塁から二塁まで進むヒットのことで、打者が一塁と二塁の間で止まらず、二塁まで走り抜けたことを指します。
- 切腹とは？切腹は日本の伝統文化に由来する行為で、武士が名誉のために自らの命を絶つことを指します。ここでは、非常に強い覚悟を示す表現として使用されています。
