ソフトバンク育成ルーキー、ザイレンがうれしい初安打・初打点を記録

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◆みやざきフェニックス・リーグ ソフトバンク4―6くふうハヤテ(17日、ひなたひむか)ソフトバンクの育成ルーキー、ザイレン内野手(19)がこのたび、2軍の試合において待望の初安打と初打点を達成しました

彼は「9番一塁」としてフル出場し、7回の打席で真っすぐを右中間に運ぶ適時二塁打を放ちました

ザイレンは「ここまで飛ぶとは思わなかった

必死に初ヒットを出すことができて良かった」と、安堵の表情を浮かべました

今シーズン、ザイレンは9月15日にウエスタン・リーグのくふうハヤテ戦で公式戦に初出場しましたが、代打で空振り三振を喫していました

それ以来、彼は2軍の試合で安打を打つことに強い思いを抱いていたことが伺えます

この日も空振り三振や二ゴロを記録してましたが、冷静に自分を見つめ、自信のないスイングから脱却した3打席目で待望のヒットを放ちました

「7回の打席では、いつものようなスイングができた」と振り返っています

この秋のフェニックス・リーグにて、指揮を執る斉藤和巳3軍監督はザイレンの初安打を喜び、「彼は右方向への打球も若干打てている

今後は左中間方向にもヒットを打ってくれることを期待したい」とコメント

1年目の選手として、ザイレンにはさらなる期待が寄せられています

静岡・浜松商高出身のザイレンは、高校通算29本塁打の成績を持ち、育成ドラフト2位でソフトバンクに入団しました

彼は3、4軍戦で87試合に出場し、打率2割8分7厘、4本塁打、49打点を記録

ザイレンは「先輩方から多くを学び、吸収していくつもりです」と、フェニックス・リーグの場を貴重な経験と位置づけ、来季に向けて「2軍で試合に出続けられるように」と目標を掲げています

ザイレン選手の初安打と初打点は、彼にとって大きな励みになる出来事です。特に若手選手にとって、自信を持つことは非常に重要ですし、今後の成長に期待がかかります。監督や先輩たちの助けを借りながら、さらなる成果を上げられることを願います。
キーワード解説

  • 育成ルーキーとは?:プロ野球における育成ルーキーは、通常のドラフトに選ばれる選手とは異なり、育成専用の枠で指名された若い選手のことを指します。主に支配下選手になることを目指して、育成のための制度が設けられています。
  • フェニックス・リーグとは?:フェニックス・リーグは、プロ野球の各チームが参加する、主に若手選手の育成を目的としたオフシーズンのリーグです。各チームが自チームの2軍、3軍選手を出場させ、実戦経験を積む場となります。

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