ここ数年、塩見選手は度重なるケガによって出場機会が制限されており、特に今シーズン開幕前に左膝を負傷し、さらに4月には左前十字靱帯(じんたい)手術を受けせざるを得ませんでした
この手術は、選手が膝の安定性を保つために行われるものであり、リハビリが必要とされます
今シーズンの出場は、シーズンの本拠地最終戦に計1試合のみとなりました
塩見選手は「ずっとリハビリだったので苦しかった」と振り返りつつも、「この2年間のリハビリは人生にとってプラスだと思います
我慢強さも必要でしたし、地道に自分が成長できた部分もあります」と前向きな気持ちを表しました
将来については、彼のケガを克服し、ファンに自分のプレーを楽しんでもらえるよう努めたいと語りました
現在のコンディションについては、「試合に出てもいいんじゃないかぐらいのレベルにはある」と自信を見せ、「丈夫な身体」を色紙に刻みました
来季は、「完治させた膝とともに丈夫な体でチームに貢献したい」と強い意気込みを示しました
今回の塩見選手の会見は、選手としての復帰に向けた重要な一歩を示しています。医療の進歩によって多くの選手が膝のけがから回復していますが、そのためには長いリハビリと根気強さが求められ、それが選手としての成長にも繋がることを示しています。今後の彼のパフォーマンスに期待がかかります。
キーワード解説
- 契約更改とは?選手が契約内容を更新することを指し、年俸や契約期間が見直されます。
- リハビリとは?ケガや病気からの回復を目的として行う治療やトレーニングのことです。
- 前十字靭帯とは?膝関節の安定を保つ役割を果たす靭帯であり、けがをすると大きな影響があります。

