ソフトバンク、ドラフト会議に新たな体制で臨む
福岡ソフトバンクホークスの小久保裕紀監督（54）が、2025年10月23日に行われるドラフト会議に出席しないことが20日に発表されたこれに代わり、城島健司チーフベースボールオフィサー（CBO＝49）が出席することになり、球団のチーム改革の一環として異例の布陣で臨むことが注目されている
ドラフト会議は、各球団が新たな選手を獲得するための重要なイベントであり、通常は監督が中心となり選手の指名を決定する
ソフトバンクは今年から「現場」と「球団編成部門」の役割を明確に分け、城島CBOが会議に出席することとなった
この新たな試みは、監督とチームの編成部門がより協力し、戦略的な選手選びを追求することを目的としている
CBOとは、「最高野球責任者」を意味し、球団の戦略や選手管理の責任を担う役職である
城島CBOは、就任会見で同監督について「考え方はすごく理解している」と述べ、スムーズな意見交換が行われていることをアピールした
この関係性は、球団にとって戦力補強を進める上で非常に重要であり、即戦力野手として名高い創価大の立石正広内野手や、最速158キロの右腕・石垣元気投手などが注目突出する選手として挙げられている
また、もし1位指名が重複した場合には、城島CBOがくじを引くことになる
そのため、ファンやマスコミの間では、城島CBOの運はどうなるかと注目が集まっている
ソフトバンクが今年のドラフト会議に新たな体制で臨むことは、球団の改革を象徴しています。これまで監督が主導していた役割を分担し、より戦略的な選手獲得を実現するための新しいアプローチが求められています。特にCBOの役割が注目され、実力派選手の獲得にどのように影響を及ぼすかが今後の見どころです。
キーワード解説
- CBOとは？最高野球責任者の略で、球団の戦略や選手管理を担当する役職のこと。
- ドラフト会議とは？プロ野球チームが新たな選手を獲得するためのイベントで、各チームが指名した選手を決定する重要な場です。
- 即戦力とは？プロのチームで即座に活躍できる実力を持つ選手のことを指します。
