日本ハムの宮西尚生投手、来季も現役続行を表明
北海道日本ハムファイターズの宮西尚生投手（40）が、2025年シーズンも現役を続ける意向を示したことが、20日に分かった宮西選手は、すでに球団との間で次シーズンに向けた話し合いを済ませており、来季に対する意気込みを伝えたことも判明している
球団側も、宮西選手が重要な戦力であると判断したようだ
宮西選手の役割と実績
今季、宮西選手は9月24日に登録を抹消された後、新庄剛志監督の指示でブルペンで若い選手たちにアドバイスを行う指導者の役割を担っていたが、来季は再び選手としての一線で活躍することが期待されている宮西選手は、プロ野球で最多の900登板を誇り、NPB（日本プロ野球）の単独4位に位置している
19年目のシーズンを迎える彼は、プロ野球選手としてのキャリアの中で数多くの記録を更新してきた
今季は、開幕1軍入りを果たし、31登板で1勝1敗、12ホールド、防御率3.20という成績を残した
特に、5月15日のオリックス戦では、連続救援登板を880試合にまで伸ばし、これにより岩瀬仁紀（中日）の879試合という前記録を破り、プロ野球記録を新たに塗り替えた
また、9月23日の楽天戦では史上4人目となる900登板を達成した
新庄監督との関係とチームへの思い
シーズン終盤、宮西選手は「新庄監督を胴上げしたい」という思いが一番であり、自己の登板数やホールド数の記録についてはあまり意識していないと語ったこの言葉からも、彼のチームへの忠誠心と、仲間たちを支えたいという気持ちが伝わってくる
宮西選手の現役続行の決定は、ファンやチーム関係者にとって非常に喜ばしいニュースです。選手としての実績が豊富な彼が、再びマウンドに立つことで、若い選手たちの模範となるでしょう。その姿勢がチームに与える影響も大きく、来シーズンに向けての期待が高まります。
キーワード解説
- 現役続行とは？：選手が引退せずに、今後も試合に出ることを意味します。
- ブルペンとは？：試合中に投手が待機する場所で、調整や準備を行うエリアを指します。
- ホールドとは？：投手が試合を有利な状況で安定させ、チームの勝利に貢献したことを評価する記録の一つです。
- 登板とは？：選手が試合で実際に投球することを指し、一度の試合における出場を表します。
