巨人岡本和真、メジャー挑戦報道に懐疑的な姿勢を示す

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

巨人岡本和真、メジャー移籍報道にコメント

読売ジャイアンツの岡本和真内野手(29)が、メジャーリーグ挑戦を巡る報道について言及した

10月20日(日本時間21日)、全米記者協会のフランシス・ロメロ記者が自身のX(旧Twitter)アカウントで、複数の関係者からの情報として「岡本は今季終了後にポスティングされないと確信している」と投稿

その中で、岡本が日本のプロ野球で248本塁打を放つ優れた打者であることが強調された

川崎市にあるジャイアンツ球場で練習に励む岡本はこの報道に対して、「『俺、別になんも言ってないのにな』という気持ちです

自分自身は行くとも言ってないし、行かないとも言ってない

まあ勝手にどうぞって感じです」とコメント

ポスティングシステムとは、選手が日本の球団からメジャーリーグの球団に移籍するための手続きで、球団からの許可が必要な制度であるため、岡本自身が操作できる問題ではないとした

岡本は今季、5月に左肘靱帯を損傷をして長期離脱を余儀なくされたが、その後も69試合に出場し、打率3割2分7厘、15本塁打、49打点という成績を記録

彼が海外FA(フリーエージェント)権を取得する最短のタイミングは2026年のシーズン中となる

なお、巨人からポスティングシステムを利用した選手は、2019年12月の山口俊投手のみで、生え抜き選手ではまだ実績がない

岡本選手のメジャー挑戦に関する報道は注目を集めていますが、選手本人がコメントしたように、報道の出所や内容には慎重な姿勢が求められます。ポスティングシステムは球団の承認が必要であり、選手だけで決められるものではないため、彼の今後の動向には注意が必要です。また、怪我から復帰した後の彼の成績も素晴らしく、今後の活躍にも期待が寄せられています。
キーワード解説

  • ポスティングシステムとは?メジャーリーグチームが日本の選手を獲得するために、選手の所属する球団が設定した移籍金を支払うことを条件に、選手がメジャーに挑戦できる制度のことです。
  • フリーエージェント(FA)とは?選手が契約が満了した後、他球団と自由に契約できる状態を指し、選手は希望するチームに自分の意志で移籍することができます。
  • 靱帯(じんたい)とは?関節を安定させる役割を持つ結合組織で、骨と骨を繋いでいます。靱帯損傷は選手にとって致命的な怪我となることがあります。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。