阪神、漆原大晟投手との契約を更新せず来季の戦力を再編

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阪神タイガースは21日、29歳の漆原大晟投手に来季の契約を結ばないことを正式に伝えた

漆原選手は新潟医療福祉大学から2018年の育成ドラフトでオリックスに入団し、その後2023年の現役ドラフトでオリックスから阪神に移籍した

2024年シーズンでは主に中継ぎとして活躍し、1勝4敗5ホールドという成績を収めたが、2025年シーズンは1軍での出場が11試合にとどまり、2ホールドに終わった

ホールドとは、投手が試合を有利に進めるために失点を許さずに登板した際に与えられるサポートポイントのことを指し、投手の実力を示す指標の一つである

報道陣の前に姿を見せた漆原選手は、紺色のスーツをまとい「日本一になった年の現役ドラフトで指名していただいて、本当に強力なチームの一員としてやれたことは、野球人生において良かったと思っています」とコメント

満員の甲子園での歓声を生涯の思い出として語り、「もう一度、甲子園のマウンドに立ちたいという思いでやってきましたが、それもかなわず」とその無念を表明した

今後については「まだ体も元気ですし、続けていけるなら、必要としてくれる球団があれば共に頑張っていきたい」と、現役続行への意欲を示した

彼の野球人生の新たな一歩がどのように進むのか、今後の動向に注目が集まる

漆原選手の契約更新が見送られたことは、阪神にとっても厳しい決断だったと考えられます。選手自身も感謝の気持ちや今後の意欲を語っており、彼の次のステージに期待がかかります。プロスポーツの世界では、多くの選手が厳しい競争の中で生き残りをかけています。
キーワード解説

  • 現役ドラフトとは? - 選手が自身の意志で新しいチームに移籍できる制度のことを指します。特に若手選手にとってはチャンスとなることがあります。
  • ホールドとは? - 投手が試合を有利に進める際に、失点を許さずに登板した場合に与えられるポイントです。中継ぎ投手の成績を測る重要な指標です。
  • 中継ぎ投手とは? - 先発投手に代わって試合の状況に応じて登板する投手のことです。試合の流れを変える重要な役割を担っています。

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