関西学生リーグで近大・勝田が6度目のベストナイン受賞、ドラフトを前に意気込みを語る

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関西学生リーグの最終節が21日にわかさスタジアム京都で行われ、関学大が関大を5-1で下し、全日程が終了した

大会の最優秀選手には、立命館大学の角井翔一朗内野手(4年)が選ばれ、最優秀投手は同じく立命館大学の遠藤翔海(4年)が輝いた

また、首位打者には近大の野間翔一郎外野手(4年)が選出された

野間は打率4割6厘という素晴らしい成績を収め、初受賞を果たした

さらに、近大の勝田成内野手(4年)は、二塁手として6度目のベストナインに輝いた

勝田選手のベストナイン受賞は、近大の二岡智宏(元巨人)が持つ7度の受賞に次ぐもので、歴代2人目です

勝田選手は「二岡さんの7季連続に並びたかった

悔しいです」と話し、さらなる向上心を見せた

勝田選手はリーグ戦で通算106安打を記録し、2年春からは6季連続で打率3割以上を維持している

この高打率(通算打率は3割4分4厘)は大学野球では非常に評価される成績である

23日に控えるドラフト会議に向けて、「あとは祈るしかない」と心境を語った

特に支えとなるのは母の明子さん(51)で、秋季リーグ戦が始まってからは毎日大阪天満宮にお参りに通っているという

「感謝です

恩返しできたら」と、母の応援を力に変え、指名を願う心境を表現した

近大からは他に、野間選手や阪上翔也外野手(神戸国際大付)、野口練投手(星稜)もプロ志望届を提出済みで、全員が指名されれば同校史上最多となる

野間選手は「どうにかして獲ってもらうために、ゴミ拾いや人助けなどをいっぱいしています」と、日々徳を積む努力を続けていることを明かした

表彰部門 選手名 所属 受賞回数
ベストナイン(投手) 宮原廉 近大(3年) 1
ベストナイン(捕手) 西野啓也 立命大(3年) 2
ベストナイン(一塁手) 谷本颯太 近大(2年) 2
ベストナイン(三塁手) 福井一颯 立命大(3年) 1
ベストナイン(遊撃手) 細見宙生 京大(4年) 2
ベストナイン(外野手) 野間翔一郎 近大(4年) 1
ベストナイン(外野手) 八幡大介 近大(3年) 1
ベストナイン(外野手) 坂下晴翔 立命大(4年) 2
近大・勝田選手の6度目のベストナイン受賞は大学野球界での卓越した技術を示すもので、さらなるプロキャリアへの期待が高まります。母の支えや同校の他の選手たちとの連携が彼の成長に貢献しているようです。これからのドラフト会議での動向が注目され、どのチームが彼を選ぶのか期待したいところです。
キーワード解説

  • ベストナインとは?:特定のリーグや大会で、その年のベストプレイヤーに与えられる栄誉ある賞です。
  • ドラフトとは?:プロ野球選手を希望する学生選手が、プロのチームに選ばれるための制度で、選手の権利を保護するための仕組みです。
  • 打率とは?:選手のヒット数と打席数を基に算出される指標で、選手の打撃能力を示す重要な数値です。
  • 通算安打とは?:選手がこれまでのキャリアで記録したヒットの総数を指します。

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