本年度のパ・リーグクライマックスシリーズファイナルステージは、最長で6試合が行われるルールのもとで実施され、エースピッチャーのモイネロが第6戦に先発したことから、今後の登板間隔が重要なポイントになります
もしモイネロが日本シリーズ第1戦に先発すると、中4日での登板になります
また、第2戦でも中5日の間隔が必要になります
対照的に、セ・リーグを制覇した阪神タイガースは、横浜DeNAベイスターズとのCSファイナルステージを3連勝で片付け、アドバンテージの1勝を含めて4勝0敗という快勝を収め、日本シリーズへの進出を果たしました
6試合を戦ったソフトバンクと、わずか3試合で終えた阪神との間で、今後の投手陣の疲労度を考慮すると、阪神の方が有利とみなされるかもしれません
過去のCSファイナルのデータ
CSファイナルが6試合制に改められた2008年以降、ソフトバンクは今回で5度目の経験をもつチームです過去のCSファイナルで4勝3敗で日本シリーズに進出したチームの成績を以下に示します
| 年 | チーム | 日本シリーズ成績 |
|---|---|---|
| 2010年 | ロッテ | 4勝2敗1分 |
| 2012年 | 巨人 | 4勝2敗 |
| 2014年 | ソフトバンク | 4勝1敗 |
| 2024年 | DeNA | 4勝2敗 |
例えば、2014年にはソフトバンクが日本ハムとのファイナルステージを辛くも勝ち抜き、日本シリーズでは阪神に対戦
初戦の敗北を乗り越えると、その後4連勝を収め、3年ぶりに日本一の栄冠を手にしました
リリーフピッチャーの大隣憲司は、CSファイナルの最終戦に中7日で先発し、日本シリーズ第3戦でも登板
見事に7回無失点の快投を見せ、勝利の立役者となりました
同じく再挑戦を果たすソフトバンクが、11年前と同じく日本一を達成することができるか、今後の展開に注目です
ソフトバンクが日本ハムを破り日本シリーズ進出を果たしたことは、ファンにとって嬉しいニュースです。特に、エースのモイネロの登板間隔が気になるポイントですが、阪神との対戦も非常に楽しみです。過去のデータも参考にしつつ、両チームの健闘を期待したいです。
キーワード解説
- クライマックスシリーズとは?プロ野球のシーズン終了後に行われるプレーオフのことで、上位チーム同士が日本シリーズ進出をかけて戦う形式です。
- エースピッチャーとは?チームで最も実力のある投手のことで、重要な試合で先発することが多い選手を指します。
- アドバンテージとは?CSの初戦の勝利チームに与えられる1勝の差のことで、これによってシリーズの進行が有利になります。

