オリックス・山下、2種類のフォークを駆使し奪三振劇場を目指す

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オリックス・バファローズの投手、山下が新シーズンに向けて、2種類のフォークボールの使い分けを徹底し、奪三振量産を狙う姿勢を見せている

昨季は3勝に留まったが、夏季に変化量を抑えたフォークを完全にマスターしていたことを明かしている

フォークボールとその使い分け

フォークボールとは、投球の際にボールを指先でつかみ、下方向に急激に落ちるように投げる変化球である

その特性により、打者はストライクゾーンに見えるが、実際には空振りを誘発しやすい球種だ

フォームの進化と新たな技術の習得

昨年、山下は伊藤西武の隅田からチェンジアップを学んだ影響を受けている

「今まではワンバウンドで空振りを狙っていましたが、チェンジアップを始めたことでフォークのストライクゾーンに落ちる感覚がわかってきた」と語る

こうした投球スタイルの変化が、今後のシーズンでの成績向上に寄与することを期待されている

けがからの復帰とリハビリ過程

さらに、山下は昨秋に発症した「第三腰椎分離症」のリハビリを行っており、この日はブルペンで31球を投げ、最速150キロを計測するなど高いコンディションを維持している

今後の投球練習では、捕手を座らせた投球も予定されており、開幕に向けた準備が進んでいる

進化し続ける大器の奮闘
昨季終盤は成績も振るい、特に8月と9月は6試合で40イニングを投げ防御率1・58、56奪三振を記録した

これらの経験を生かし、山下は「フォークとチェンジアップのどちらかでも効果的な投球をしたい」と語る

これからのシーズン、彼の活躍が期待される

オリックス・山下選手の復帰に向けた努力が感じられる。彼が2種類のフォークボールを駆使する姿勢は、プロ選手として成長するための貴重な経験に違いない。今後の活躍に期待が高まる。
キーワード解説

  • フォークボールとは?:特に打者を惑わすために使用される変化球で、投げ方や握り方によってその効果が変わる。
  • チェンジアップとは?:速球よりも速度が遅く、変化の少ない球で打者を欺くための球種。
  • 奪三振とは?:投手が打者を三振に仕留めることで、その数が多いほど投手の実力を示す指標となる。

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