岡本選手と吉村禎章編成本部長は、東京・大手町の球団事務所で22日に記者会見を開き、この重要な決定を発表した
岡本選手は、今シーズンが終了した10月12日に行われたクライマックスシリーズ(CS)での敗退を受け、チームと話し合いを持った
その中で、岡本選手は国際的な舞台でプレーするという長年の夢を語った
彼は9月に国内フリーエージェント(FA)権を取得しており、順調であれば来季中に海外FA権も取得する見込みだが、今回のメジャー挑戦の決断には球団としても思慮深い判断が必要だった
岡本選手がチームにとって極めて重要な選手であることは疑いようがなく、特に今シーズン中には負傷により5月から約3ヶ月間離脱した
彼の不在が巨人にとってどれほど厳しいか、チームはその痛みを体験した
ただし岡本選手は長きに渡って4番打者として貢献してきたため、球団は彼の強い希望を尊重し、決断を下した
岡本選手は昨年のオフにも、「昔から憧れていた場所であり、目指している目標」とメジャーに対する思いを述べていた
最近ではアメリカでも彼の去就に関する報道が増え、日本国内外で大きな注目を集めていた
巨人でポスティングシステムを利用してメジャー移籍した選手は、2019年オフの山口俊投手(ブルージェイズ)、2020年オフの菅野智之投手に続いて3人目であり、野手としては初めてとなる
岡本選手は今後、どのような活躍を見せるのか、多くのファンが期待を寄せている
- 岡本和真
- 1996年6月30日生まれ、奈良県出身
186センチ、100キロ、右投げ右打ちの内野手
智弁学園高からドラフト1位で巨人入りし、4年目の2018年に4番打者に就任
その後、通算打率2割7分7厘、248本塁打、717打点の成績を残している
本塁打王3度、打点王2度、ベストナイン2度、ゴールデングラブ賞3度を受賞
2023年のワールド・ベースボール・クラシックでは2本塁打を記録し、日本の優勝に貢献した
キーワード解説
- ポスティングシステムとは?
- フリーエージェント(FA)権とは?
- クライマックスシリーズ(CS)とは?

