日本ハム、育成1位指名の常谷拓輝選手が1年目から支配下契約を目指す

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2025年10月26日、プロ野球ドラフト会議で日本ハムが育成1位指名した北海学園大の内野手・常谷拓輝選手(21)が、指名を受けた喜びを語り、自身の特長を生かして1年目から支配下契約を勝ち取ることを誓った

彼の持ち味は、広角への長打力とミートゾーンの広さである

ミートゾーンとは、バッターがボールを打つ際に打球を飛ばせる範囲のことを指す

これが広いことは、さまざまな投球に対応できる能力を示すもので、今後の成長が期待される

常谷選手の大学の監督である島崎圭介氏(54)は、彼が大学時代に「二刀流」として投手と内野手の両方をこなしていたことを称賛し、その経験が野手としてのプレーにどう影響するかに期待を寄せている

投手としてのプレー経験は、相手投手の心理やゲームの読みを向上させ、野手としてのプレーにも大いに役立つという

本職は強肩の遊撃手であり、実際には大学で最速144キロの速球を投げる右腕としても活躍していた

島崎監督は「強い肩を持つ常谷選手がプロでの飛躍を果たすことができると信じている」と述べ、彼の将来への期待感を示した

常谷選手は、「自分の持ち味である広角に長打を打てることやミートゾーンの広さを武器に、全力でプレーし、1年目から支配下契約を勝ち取りたい」と意気込みを語った

北海道で培った技術と経験を背景に、地元球団での活躍を期する彼の姿勢は、多くのファンから注目を集めている

常谷選手の成長を期待する人々の声が多く寄せられる中、彼の二刀流経験や強肩がどのようにプロで活かされるのかが注目される。支配下契約を勝ち取るためには、厳しい競争が待ち受けているが、その挑戦を受け入れる姿勢が彼の未来を切り拓く要因となるだろう。
キーワード解説

  • 育成契約とは?:プロ野球において、育成選手として契約し、選手としての成長を支援する契約を指します。育成選手は主に支配下選手の下でプレーし、成長した後に支配下契約を目指します。
  • 二刀流とは?:投手と野手の2つの役割をこなす選手を指します。特に大谷翔平選手が有名ですが、選手としての技能が多面的であるため、非常に希少な存在です。
  • 支配下契約とは?:プロ野球チームと選手との間で結ぶ本契約のことを指し、選手が1軍でプレーする権利を得ます。育成契約から支配下契約に移行することで、選手のステータスが上がります。

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