広島・磯村嘉孝捕手が引退表明、社会貢献活動に注力へ

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広島東洋カープの捕手、磯村嘉孝(32)が25日、球団から戦力外通告を受けたと発表し、現役引退の意向を固めた

磯村は、自らの野球人生を振り返り、「(今季は)一打席、一試合というのが、クビになるかの瀬戸際の戦いだった」と述べ、極度のプレッシャーの中でシーズンを過ごしていたことを明かした

磯村は2010年にドラフト5位で中京大学中京から広島に入団し、長い間チームに貢献してきた

2019年には自己最多の65試合に出場したが、近年は1軍での出場機会が減少しており、特に今季は上半身のコンディション不良も影響し、わずか6試合の出場にとどまった

引退後は、現役時代から続けてきた社会貢献活動にさらに力を入れる意向を表明

磯村は「いろんな活動を続けていきたい」と語り、特に車いす利用者をマツダスタジアムに招待する活動や、病院訪問、能登半島地震の被災地支援などを行ってきた経験を生かすことを計画している

彼は自身の経験を通じて、チームの若手選手にもこのような社会貢献の重要性を伝えたいと考えている

磯村選手の現役引退のニュースは、34歳を迎えようとしていますが、彼のこれまでのキャリアと今後の社会貢献活動に向けた意欲が印象的です。プロ野球選手としてのキャリアが終わった後でも、引き続き社会に貢献していきたいという思いは、多くのファンの心に響くことでしょう。
キーワード解説

  • 戦力外通告とは?企業やスポーツチームなどで、雇用契約の終了を通告されることを指し、主にパフォーマンスが期待に至らない場合に行われる。
  • 社会貢献活動とは?地域社会や特定のグループのために実施される活動を指し、ボランティア活動や寄付など、多様な形態がある。
  • コンディション不良とは?身体や精神の状態が良好でないことを指し、特にアスリートにおいては怪我や体調不良が影響する。

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