プロ野球日本シリーズ第2戦、ソフトバンクが阪神に大勝しシリーズは1勝1敗に

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【荒木雅博の目】◇26日 SMBC日本シリーズ第2戦 ソフトバンク10―1阪神(みずほペイペイ)日本シリーズの第2戦が行われ、福岡ソフトバンクホークスが阪神タイガースに10-1で勝利し、シリーズは1勝1敗のタイに戻りました

これまでの試合では、ソフトバンクはCSファイナルから日本シリーズ初戦まで、1試合の最多得点がわずか3点というデータでしたが、この日は序盤からの猛攻によって一気に勝負を決めました

特に注目すべきは山川選手の活躍です

初回、2死一、二塁の場面で右中間に勝ち越しの2点二塁打を放ち、続く2回には豪快な3ランホームランを記録しました

この日のパフォーマンスで山川選手は5打点を稼ぎ出し、チームを勝利に導きました

彼の二塁打は、2ボール1ストライクからの4球目を外のストレートに逆らわずはじき返したもの

さらに、ホームランも甘いスライダーを大振りせずに捕らえ、左中間に運んでいます

さらに、この日初めてDHで復帰した近藤選手がチームに戻り、三塁には野村選手、一塁には栗原選手が入るスタメンでした

近藤選手は代打として出場し、8回の打席では静かに四球で歩いたこともチームの士気を高める結果につながりました

また、柳田選手と周東選手の1、2番コンビも計8安打を記録し、3番の柳町選手は4度の出塁を果たしています

山川選手の復調によって、甲子園での今後の試合に向けて小久保監督には嬉しい悩みが生まれました

これに対して阪神は5番の大山選手がまだヒットを記録しておらず、1点を先制した後、1死一、三塁のチャンスではボール球のフォークに手を出し三振に倒れるなど、苦しい展開が続いています

短期決戦では2戦目までに打てないと、精神的にも追い詰められることが多いですが、切り替えが重要です

移動日を挟んで本拠地に戻るため、勝負はこれからです

この試合はソフトバンクが圧倒的な攻撃を見せ、第1戦の苦境を乗り越えたことを示すものでした。選手たちの復活やチーム全体の士気の向上が大きな要因となっています。一方阪神の攻撃が課題であり、次の試合にどう立ち向かうのか注目です。
キーワード解説

  • 日本シリーズとは?日本シリーズは、プロ野球の日本一を決定するトーナメント方式の大会で、各リーグのチャンピオンが対戦します。
  • 二塁打とは?二塁打は、バッターがヒットで一塁を回り、二塁まで到達することを指します。得点に繋がる重要なプレーです。
  • DH(指名打者)制とは?DH制は、投手の打席を代わりに打者が立つルールです。これは、打線を強化するための戦術的な選択肢となります。

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