ソフトバンク浜口遥大投手、来季契約を結ばず戦力外通告を受ける

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福岡ソフトバンクホークスの浜口遥大投手(30)が10月27日、球団から来季の契約を結ばないことを通達され、戦力外通告を受けた

みずほペイペイドーム内の球団事務所での記者会見に臨んだ浜口は、「なかなか1年間いいパフォーマンスを出せていなかったので、仕方ないことではあるのかなと思っています」と振り返った

浜口投手は昨オフに横浜DeNAベイスターズから交換トレードでソフトバンクに加入したが、今季は体調に恵まれなかった

具体的には、彼は今年4月に国指定の難病である「黄色靱帯骨化症」の手術を受け、さらに同時期に左肘関節クリーニング術も受けている

この病気は、靱帯が骨化することで筋肉や神経に影響を及ぼし、運動能力に大きな支障をきたすことがある

浜口選手は夏場に実戦復帰を果たしたものの、故障の影響もあり1軍未登板に終わった

しかし彼は「シーズン終盤にかけて自分のいい形というか、勝負できそうなボールは増えてきていたので」という言葉を残し、希望を見出していた

今後のキャリアに関しては、北海道プロ野球(NPB)での現役続行を希望し、「やれるうちはやりたいという思いがあります

しかし必要とされるというのが野球選手として一番大事なことなので、そういう声がなければ、その時は辞めるつもりでいます」と、現実を見据えた覚悟を示した

今回の浜口選手の戦力外通告は、けがによる影響が大きいものでした。スポーツ選手にとって、体調管理は特に重要です。浜口選手が今後どのような選択をするのか、注目されます。
キーワード解説

  • 戦力外通告とは?
  • 黄色靱帯骨化症とは?

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