7回裏、1点リードの場面でマウンドに上がると、初打者の小幡を一塁線へのゴロでアウトに仕留めたが、一塁手の山川による失策で無死にランナーを許した
次に登場した代打・高寺に対して、藤井は空振り三振を奪うも、捕手の海野がこの球を後逸してしまい、ランナーは二塁を狙われる
しかし、藤井は冷静に対応し、一死三塁のピンチに
ここで1番打者の近本と対峙
カウントが3ボールに達するものの、藤井はフルカウントに戻し、最後は空振り三振で打ち取った
さらに続く打者は2番の中野で、藤井は最初の2球で追い込むも、3球続けて見逃しとなりフルカウントに
そこで藤井は力強い腕を振り、最後は外角フォークで空振り三振を奪った
失策やピンチの中でも、自身の投球に集中し、チームのミスをカバーする力強い投球だった
マウンドを下りる際、藤井は自身の熱投に満足し、喜びを示していた
ソフトバンクとしても、このスーパーリリーフは大変重要な局面であったとして、チーム全体の士気を高める結果となった
今回の試合は、藤井選手のピンチを切り抜ける冷静な投球が光った内容でした。阪神の打者も簡単には打ち取られず、非常に緊迫した場面が続きましたが、藤井選手は自身の投球に集中し、見事に相手を封じ込めました。チームの士気を上げる重要な役割を果たしたと言えるでしょう。
キーワード解説
- スーパーリリーフとは？：重要な場面で登板し、試合の流れを変える投手のことを指します。通常、先発投手とは異なる役割を持ちます。
- 失策とは？：守備側がボールをうまく処理できず、相手チームに得点のチャンスを与えるミスのことです。
- フルカウントとは？：打者に対して3ストライクの前に4ボールが与えられた状態、つまり投手にとっては非常に重要な局面を示します。
