広島ドラフト4位指名の工藤泰己選手、160キロ突破を目指す

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広島東洋カープからドラフト4位指名を受けた工藤泰己投手(22)が、札幌市内の北海学園大学で指名あいさつを受けた

彼は最速159キロの直球を武器に、球団歴代の日本人投手による160キロ大台超えを目指す意気込みを語った

夢の舞台へ

雪舞う札幌で赤い帽子をかぶった工藤選手は、自身のプロ野球選手としてのキャリアに対する大きな夢を描いた

「平均球速160キロを投げたい」と語り、そのための努力を誓った

「自分を見てプロ野球選手になりたいと思ってもらえる選手になりたい」との決意も明かした

直球の威力と成長

工藤選手の最大の武器はその直球であり、今秋のリーグ戦では中継ぎとして平均球速約154キロを記録した

これまでカープでは160キロに到達した日本人投手はいないが、彼は「もっと体の使い方を覚えたり、筋肉量が増えれば届く数字だと思う」と、自身の成長に期待を寄せている

ストイックな姿勢

大学入学後に本格的に投手へ転向した工藤選手は、食事制限やトレーニングに励む姿勢が急激な成長の秘訣と語る

オリックスから指名を受けた高谷選手の影響で、朝食は固定メニューにするといった徹底ぶりを見せた

スカウトの期待
近藤スカウトは、工藤選手の野球に対するストイックな姿勢を高く評価し、「中継ぎで実績を作り、先発の候補としても期待される選手」と強調した

工藤選手は、自らの成長を振り返り、「周りの人たちに恵まれ、自由に練習できたことが今につながっています」と感謝の意を示した

そして、「最高峰の舞台で唯一無二の選手になりたい」との目標を語った

道産子の右腕は、広島での活躍を誓った

広島ドラフト4位指名の工藤選手が、160キロの壁を突破しようとする姿勢は非常に素晴らしい。ストイックな生活を続けながら成長を続ける姿が、多くのファンに希望を与える。どのようにして彼がプロ野球でのキャリアを築いていくか、今後の動向に注目したい。
キーワード解説

  • 直球とは?: 直球は、投手がボールをリリースした後、ほぼ真っ直ぐに飛ぶ球のことを指す。最速のスピードが求められるため、プロ野球選手にとって重要な武器となる。
  • 中継ぎとは?: 中継ぎは、試合の途中で登板するピッチャーを指す。先発ピッチャーが降りた後にチームを引き締める役割を担い、試合の流れを変えることが期待される。
  • スカウトとは?: スカウトは、将来の選手を発掘するために全国の高校や大学を訪れて、潜在能力を見極める仕事をする人。プロチームが新しい選手を選ぶ際に重要な役割を果たす。

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