ソフトバンクが逆転勝利、山川の同点ソロが鍵に
プロ野球の「SMBC日本シリーズ2025」において、28日、甲子園球場で開催された第3戦で、ソフトバンクが阪神を2―1で下し、シリーズの通算成績を2勝1敗とした明日29日の第4戦では阪神の高橋投手とソフトバンクの大津投手が先発することが発表された
試合展開
ソフトバンクは、1点を追う4回に山川選手の同点ソロが起点となり、6回には柳町選手の適時三塁打で逆転先発のモイネロ投手から藤井投手、松本裕投手、杉山投手による継投でリードを守り抜いた
一方、阪神は佐藤輝選手の適時二塁打で先行したものの、以降はチャンスを生かせず無得点が続いた
山川選手の活躍
甲子園の観客を熱狂させたこの同点弾は、特に価値のある一撃だった今シリーズで初めて4番に座った山川選手は、4回に打席に立ち、緩い変化球を見送り後、甘く入ってきたスライダーを見逃さずにバットを一閃
打球は高々と舞い上がり、バックスクリーンの左に飛び込んだ
この一発について山川選手は「打つべきボールを整理し、自分のスイングができた結果」と自賛した
警戒される山川選手
山川選手は、26日の第2戦で1号3ランを含む5打点を挙げており、この日も本塁打を放っているさらに、打席に立った際は3打席でいずれも四球を選んでおり、阪神投手陣が彼を強く警戒しているのが伺える
指揮官の発言
ソフトバンクの小久保監督は「今日はピッチャー、特に藤井が素晴らしかった山川は型にはめていないが、いい働きをしてくれた」と心強い言葉を述べた
今回の試合では、山川選手の活躍が際立ちました。4番という重圧を背負いながらも、同点ソロを放つなど、打撃においてチームに大きな影響を与えました。一方、阪神は好機をいかに生かすかが課題でした。今後の試合に向けて、双方のチームがどのような戦術を取るか注目です。
キーワード解説
- 同点ソロとは?:試合の得点が同じになるホームランのことで、逆転のきっかけになる重要な得点です。
- 適時打とは?:ランナーが得点できる状況で打たれたヒットのことで、試合において非常に大切な役目です。
- 継投とは?:先発投手が試合中に降板した後、複数の投手が登板して試合を続けることを指します。

