岡本選手のメジャー挑戦、巨人の内野手再編成が急務に

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巨人、岡本選手のメジャー挑戦を受けて内野手の再編成を開始

プロ野球・読売ジャイアンツは、2025年のレギュラーシーズンを3位で終え、29日から秋季キャンプを開始することを発表した

注目すべきは、主力内野手の岡本 和真選手(智弁学園)が今オフにメジャー挑戦を決意したことで、彼の抜けたポジションの引き継ぎが急務となっている

岡本選手のメジャー挑戦とその影響

岡本選手は、巨人の中核として活躍してきた選手であり、特に三塁手として強力な打撃を発揮してきた

メジャー挑戦は日本のプロ野球選手にとって大きなステップアップを意味するが、巨人にとっては主砲を失うこととなり、内野手のレギュラー争いが新たな焦点となる

秋季キャンプの観察ポイント

岡本選手が怪我で離脱していた期間、リチャード(沖縄尚学)と坂本 勇人(光星学院)が主に三塁手を務めていた

復帰後はリチャードが一塁、坂本が代打の切り札として起用されることが多く、今季と同様の布陣が来季も続く可能性が高い

新たな候補、石塚選手と荒巻選手
現有戦力の中で注目されるのは、二軍で好成績を残している石塚 裕惺選手(花咲徳栄)

高卒一年目にして打率.327、3本塁打、25打点を記録しており、彼の成長に期待が寄せられている

また、同じく高卒2年目の荒巻 悠選手(祐誠―上武大)も候補として名乗りを上げている

ただし、若手選手にフル稼働を求めるのはリスクが高い

したがって、今オフには助っ人選手を獲得する可能性が高まっている

特に、大学や社会人の三塁手をドラフトで指名しなかったことは、それを裏付けている

不透明な吉川選手の状態

また、吉川 尚輝選手(中京―中京学院大)が腰の手術を受け、来春のシーズン開幕に向けてリハビリ中である

回復が間に合わない場合、主に二塁手を務めていた浦田 俊輔(海星―九州産業大)と増田 陸(明秀日立)との争いが予想される

泉口選手の二塁手へのコンバートも視野に

さらに、泉口 友汰(大阪桐蔭―青山学院大―NTT西日本)の二塁手コンバートの可能性も提案されている

阿部 慎之助監督の意向次第で、彼が二塁手として起用される場合も考えられ、複数の戦略が同時に検討されている

内野手のポジション争いは、開幕前にどの若手選手がアピールできるかにかかっており、今オフは特に注目される期間となる

岡本選手のメジャー挑戦により、巨人は新たな内野手を必要としており、多くの若手選手が競争に加わることになった。特に石塚選手や荒巻選手の活躍が期待される一方で、チーム全体としても新たな補強が求められる時期に入っている。
キーワード解説

  • 内野手とは?:野球において、内野は一塁、二塁、三塁、遊撃手を含む位置であり、主に守備や打撃で中核的な役割を果たす。
  • 助っ人選手とは?:外国人選手のことで、チームの戦力を強化するために雇用される選手を指す。
  • コンバートとは?:選手がポジションを変更することを意味する。たとえば、外野手から内野手に転向することなど。

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